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経済最前線
広がるかキャッシュレス(下)増税、準備不足に懸念

経済 神奈川新聞  2019年04月06日 05:00

キャッシュレス決済の導入で商店街活性化につなげるアイデアを学生が提案したコンテストの最終審査=横浜市西区
キャッシュレス決済の導入で商店街活性化につなげるアイデアを学生が提案したコンテストの最終審査=横浜市西区

 「中国の都市部は100%、地方部でも80%の個人商店でスマートフォン決済が可能です」

 中国・湖南省出身の横浜国立大学大学院生、馮超禹(ひょう・ちょうう)さん(25)は、QRコードを使ったスマホ決済が日常生活に溶け込む様子をこう説明した。

 「ハマの台所」と呼ばれる洪福寺松原商店街(横浜市保土ケ谷区)と横浜国大(同)、横浜銀行(同市西区)などが連携し、同大の学生にキャッシュレス化を通じた商店街活性化を提案してもらうコンテストの一幕だ。

 生鮮食品を中心に約80店が連なる同商店街では現金を使う客が圧倒的に多いが、10月の消費税率10%への引き上げに合わせて始まるポイント還元事業を見据え、多数の商店でスマホ決済導入を検討。まずは5月、実証実験を行うことにした。

 コンテストで、小学生の就業体験を通じたスマホ決済PRを考案した馮さんのアイデアが実証実験に採用されたほか、顔認証システムの決済機能への応用といった斬新で実現性の高い案が飛び出した。

 だが、同商店街振興組合の伊藤彰芳理事長の表情はさえない。

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