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4月4日・ヤクルト戦
ベイ佐野、仕留めた満弾 代打の切り札、経験力に

ベイスターズ 神奈川新聞  2019年04月04日 23:24

横浜DeNA10-5ヤクルト

横浜DeNA
211 000 510|10
121 000 100|5
ヤクルト

【フルマーク】代打の切り札、経験力に


7回、佐野がバックスクリーンへ満塁弾を放つ=神宮
7回、佐野がバックスクリーンへ満塁弾を放つ=神宮

 冷静に、その球だけを待っていた。ソトの本塁打で勝ち越してなおも七回二死満塁。代打コールに沸く左翼スタンドに、切り札・佐野のバットが応えた。初球、147キロの外角直球に迷わず反応した。「甘い球は1球あるかないかだと思っていた。完璧だった」。手に残った確かな感触に右拳を突き上げた。3連敗を阻止するグランドスラム。敵地のファンを静まりかえらせる光景は痛快だった。

 「サヨナラ男」の次は代打満塁弾と、おいしい場面を確実にさらっていっていく。今季全て得点圏に走者を置いた場面で代打起用され、4打数4安打。打点はチーム最多の8を数え、ラミレス監督は「アメージング。アンビリーバブル」と連呼した。

 昨季も代打で1軍定着を目指したが73試合で打率2割3分にとどまった。それでも「試合中の準備や集中の仕方が身に付いた」と経験を力に変えている。春季キャンプでは、スイングの軌道などを測定する最先端機器で確認しながら振り込んだことで、打てるバットの軌道を自分のものにしたという。


7回、バックスクリーンへ満塁弾を放ち、笑顔でナインに迎えられる佐野=神宮
7回、バックスクリーンへ満塁弾を放ち、笑顔でナインに迎えられる佐野=神宮

 神宮では2夜続けて逆転負けしていた。絶好調の背番号44は「悔しい負けが続いていた。連勝に貢献していきたい」と、今後も空気を変える一打を誓う。

 中軸のソト、宮崎も一発を放ち、打線は勢いづく。全6試合で送りバントも成功させている。パワーと小技を駆使し、次は巨人のエース菅野を横浜で迎え撃つ。

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