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貝殻マスコットで交通安全願う 母の会が手作り、配布へ

話題 神奈川新聞  2019年04月05日 05:00

アサリで作った美しいマスコットを持つ池田由紀子会長

 子どもたちが交通事故に遭わないようにと、相模原市緑区の大沢地区交通安全母の会(池田由紀子会長)が、アサリの貝殻を材料にしたかわいらしい交通安全マスコットを手作りした。地区内の市立大沢、大島、九沢、作の口の4小学校の新1年生約450人に5日、学校を通じて配布する。

 マスコット作りは、1978年から同会が続けてきた。当初は折り鶴を作っていたがその後、養蚕農家の会員が繭玉を大量に寄付。これを使ってパンダとウサギのマスコットをこしらえて子どもたちに配った。

 8年ほど続けて繭玉がなくなってくると、「次はどうすればいいだろう」と池田会長らは頭を悩ませた。そんな折、池田会長の長女が新宿駅の近くで配布していた貝殻を使ったマスコットを受け取り、親に見せたという。

 「これはいい」とひらめいた池田会長らは、アサリの貝殻にカラフルな模様の和紙を貼り付け、周囲をきれいなひもで縁取りをした上、「相模原 マナーとルールを 守るまち」と書いた短冊を取り付けたアクセサリーを作製した。

 毎年、同会役員らが手分けをして6月ごろから4カ月ほどかけて手作り。今回は計2700個を作り、小学校のほか、年4回ほど行う地区内の交通安全啓発活動でも配布する。

 「何しろ子どもたちに事故がないようにと願って作っている」と池田会長。大量のアサリが必要になることから、近くのすし店が貝殻の提供を協力してくれることもあるという。今後も地域ぐるみの活動で子どもたちの安全を支えていく。


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