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「選挙ヘイト」巡り、落選運動 7日投開票の相模原市議選

時代の正体 神奈川新聞  2019年04月04日 05:00

【時代の正体取材班=石橋 学】7日投開票の相模原市議選で、選挙運動とは程遠い光景が連日繰り広げられている。3人の候補者を擁立した極右政治団体「日本第一党」が、ヘイトスピーチで在日コリアンへの差別を扇動。抗議する市民を候補者や運動員が追い回し、恫喝(どうかつ)する行為にも及ぶ。「選挙ヘイト」への危機感から結成された「反差別相模原市民ネットワーク」は差別がもたらす害悪を肌で感じながら落選運動を続けている。

 小田急線相模大野駅前のデッキに悪罵が響く。「待て、おっさん」「われわれはこのテロリスト連中から選挙妨害を受けている」。デマを交えて大声を上げる桜井誠党首を先頭に運動員ら十数人が男女2人を追い回す。

 スマホを顔に突き付け、動画を撮影。「俺たちにけんかを売ると面倒くせえだろ」。買い物客らが行き交う中、集団のつきまといは10分間にわたった。

 市民ネットワークの2人は、南区で出馬した中村和弘氏に投票しないよう横断幕でアピールしていた。第一党が悪質な差別扇動団体であることを通りすがる市民にチラシとともに伝える。政治活動として認められている落選運動だ。特定の候補者への投票を呼び掛けなければ選挙運動には当たらず、公選法の規制は受けない。

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