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「誰かの役に立ちたい」 障害者施設利用者が58万円寄付

話題 神奈川新聞  2019年04月04日 05:00

「世界中の困っている人たちのために」と集まった寄付金を贈った進和学園・しんわ本人自治会連合会のメンバー=平塚市役所
「世界中の困っている人たちのために」と集まった寄付金を贈った進和学園・しんわ本人自治会連合会のメンバー=平塚市役所

 世界中の困っている人たちに役立ててもらおうと、平塚市内の障害者施設を利用する知的障害者らが3月29日、同市役所を訪れ、同市や国際ボランティア団体などに寄付金を贈った。

 寄付を行ったのは、社会福祉法人「進和学園」(平塚市万田)が運営する福祉施設を利用する知的障害者らでつくる「しんわ本人自治会連合会」。県や同市のほか、NPO法人「エル・エンジェル国際ボランティア協会」など6団体に計58万円を寄付した。

 昨年12月にクリスマス募金として、7施設で障害者本人やその家族、職員らの善意を集めた。日頃、周囲から支えられることの多い障害者が「自分たちも誰かの役に立ちたい」と1983年から脈々と支援を続けている。

 エル・エンジェルがネパールに開校した学校には寄付金で百科事典などをそろえた「しんわライブラリー」もあるという。県ユニセフ協会平塚友の会の北島英昶会長は「世界中の子どもたちが5歳の誕生日を迎えられるように寄付金を生かしていきたい」と感謝した。

 本人自治会連合会の村久木あずさ会長(26)は「少しでも役立てるようにみんなで力を合わせた。世界中に願いが届いてほしい」と話した。


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