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炊き出しやマスク製作体験
親子で防災意識高め 横浜・子安小「デイキャンプ」

社会 神奈川新聞  2017年07月16日 02:00

アルファ米の炊き出しなど、親子や教職員が協力して取り組んだ防災デイキャンプ=横浜市立子安小
アルファ米の炊き出しなど、親子や教職員が協力して取り組んだ防災デイキャンプ=横浜市立子安小

 親子で災害への備えを確認する「防災デイキャンプ」が15日、横浜市神奈川区の市立子安小学校で行われた。同校PTAの主催で3回目。児童や父母、教職員ら約120人が参加し、さまざまな体験型プログラムを通して、防災意識を高めた。

 最初に親子で取り組んだのが、災害時に不可欠な食の確保や身を守るための道具作り。湯や水を注ぐだけで食べられる保存食アルファ米の炊き出しのほか、新聞紙を折って簡易スリッパを、キッチンペーパーと輪ゴムを使って簡易マスクを製作した。

 体験プログラムは、子どもたちが楽しく学べるようスタンプラリー形式で実施。神奈川消防署や市水道局鶴見水道事務所の協力を得て、消火や救命救護、給水などについて理解を深めた。

 教室内に発生させた煙体験では、呼吸を確保する上で簡易マスクが役立つことを実感。関東大震災などの揺れを再現した起震車体験では、前後左右に体を揺さぶられ、地震の恐ろしさを再認識した。水道局は、飲料水の備蓄目安として1人最低3日分に当たる9リットル以上の確保を要請。持ち運びに役立つ台車を用意しておく必要性も呼び掛けた。

 参加した4年生(9)、2年生(8)の姉妹は「スリッパやマスク作りが楽しかった」と笑顔。父親(34)は「備蓄などを見直すいい機会になった」と話した。木村健PTA会長(39)は「地震や集中豪雨が相次いでおり、人ごとではない。親子で体験を積み重ねることが地域防災力の底上げになる」と強調した。


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