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横浜港でヒアリ500匹超 過去最多

社会 神奈川新聞  2017年07月15日 02:00

横浜港で見つかったヒアリ(環境省提供)
横浜港で見つかったヒアリ(環境省提供)

 環境省は14日、強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が横浜港のコンテナ置き場で見つかったと発表した。同日行った緊急調査で500匹以上を確認した。同港で確認されたのは初めて。これまでに神戸、名古屋、大阪、東京の各港などで見つかっているが、一度に確認された数としては横浜が最大規模。

さなぎ、幼虫も


 ヒアリが見つかったのは横浜市中区の本牧ふ頭D5ターミナル内。コンテナが置かれたアスファルトの割れ目を掘り返したところ、働きアリ500匹以上、さなぎ100匹以上、幼虫100匹以上を確認した。コンテナ内では見つからなかった。市によると、コンテナは東南アジアから中国、香港を経由する国際定期航路で運ばれた。


連携調査も


 確認されたヒアリは殺虫剤で処分し、確認地点の周辺に殺虫剤を設置した。市は「今日の調査では女王アリは確認できていないが、アスファルトの下で繁殖している可能性もある」とし、週明けにも同省と連携して調査を再開する。

 D5ターミナル近くには、市民利用施設の横浜港シンボルタワーや本牧海づり施設がある。同省の調査でシンボルタワー周辺では見つからなかったが、市は念のため掲示板で注意を呼び掛けた。市はホームページやコールセンターで情報提供を始めた。


ヒアリが見つかった本牧ふ頭D5ターミナル=横浜港
ヒアリが見つかった本牧ふ頭D5ターミナル=横浜港

対策本部を設置


 ヒアリ発見を受け、横浜港の関連事業者約240社でつくる横浜港運協会(藤木幸夫会長)は週明けにも「ヒアリ対策本部」を立ち上げ、地元住民と情報共有を図る。同協会は「ヒアリは港内で食い止めたい」としている。


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