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相鉄~JR・東急直通線 変わる沿線(中)
進む再開発 転入や住み替え促進

経済 神奈川新聞  2019年03月29日 17:12

相鉄グループのまちづくり
相鉄グループのまちづくり

 3月上旬、平日の昼時。相鉄線二俣川駅直結の商業施設「ジョイナステラス二俣川」(横浜市旭区)に、ベビーカーを押す20~30代の女性の姿が目立った。

 相鉄線の中核駅と位置付けられる同駅。南口の約1・9ヘクタールのエリアで老朽化した商業施設を建て替えるなどして再開発が行われ、昨年4月、横浜市西部最大級の駅一体型開発の商業施設として誕生したのが同施設だ。スーパーマーケットや人気の高い衣料品、雑貨などを扱う約100店舗が入る。

 ジョイナステラスの開業と同じ月、再開発の一環で同駅直結のタワーマンションが完成した。総戸数421戸、最多価格帯は5700万円台。2016年8月から販売を開始し、半年を待たずに完売した。購入者の多くは、周辺地域の一戸建てから住み替える50~60代の夫婦2人暮らしだったという。

 再開発を手掛けた相鉄アーバンクリエイツ(同市西区)の斉賀幸治開発事業部長は、「横浜駅に行かなくてもある程度のものが二俣川でそろう。地元の人たちから好評」と話す。


初披露されたJR直通線用「12000系」車両(右)。(左)は東急直通線用の20000系=相鉄かしわ台車両センター
初披露されたJR直通線用「12000系」車両(右)。(左)は東急直通線用の20000系=相鉄かしわ台車両センター

 相鉄線は19年度下期にJR線、22年度下期に東急線と相互直通運転を始める予定で、相鉄グループは、これに向けて再開発を行うなど、まちづくりを加速させている。狙いは、沿線外からの転入のほか、単身世帯の増加など家族構成の変化に対応し、周辺の一戸建て住宅から駅前の集合住宅への住み替えを促すことにある。

 相互直通運転の分岐駅となる西谷駅(同市保土ケ谷区)周辺では、相鉄グループによる大規模分譲が行われている。

 「都心方面や新横浜へのダイレクトなアクセスを実現」がうたい文句で、総分譲戸数81戸は、沿線の一戸建て宅地開発としては大規模。「緑の多い良質な環境を求めるファミリー層の新規流入や定着を図る」(相鉄不動産担当者)という。

 相鉄不動産の担当者は、「売れ行きは好調。若いファミリー層が多い。『都心に職場があり、相互直通運転で近くなる』と言って購入する人もいる」と明かす。

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