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統一地方選2019
無風一転5党混戦へ 神奈川県議選横須賀選挙区

選挙 神奈川新聞  2019年03月28日 05:00

上段左から牧島功氏、竹内英明氏、野田治美氏。下段左から井坂新哉氏、亀井貴嗣氏、大村博信氏(左上から時計回りに国会の勢力順、画像は一部修整しています)
上段左から牧島功氏、竹内英明氏、野田治美氏。下段左から井坂新哉氏、亀井貴嗣氏、大村博信氏(左上から時計回りに国会の勢力順、画像は一部修整しています)

 年明けこそ無投票の観測もあった県議選(3月29日告示、4月7日投開票)の横須賀市選挙区(定数5)。2月末に立憲民主党が新人を擁立したことで一転、主要5党6人による混戦となりそうだ。自民重鎮2人を抱える保守地盤にあって、立憲民主、国民民主、公明、共産の各党候補の勢いは、今夏の参院選の行方も占うことになる。


熱帯びる重鎮2人


 牧島功氏は当選すれば次期県議会で最長の9期目となり、竹内英明氏は党県連幹事長を11年間務めた。ともに県政界の実力者としてしのぎを削り、過去6回の得票も3回ずつ勝敗を分けた。3月中旬の県政報告会で、それぞれ選挙戦への決意を宣言した。

 牧島氏は共生施策など政策を訴えた上で「(市議選から数え)12回目の選挙に挑む。記録にこだわるわけではないが、神奈川で一番長い政治家となるだろう。今後も全力投入で政治にまい進したい」と締め、みなぎる意欲を示した。

 竹内氏は、初当選から党再生に尽くした幹事長時代までの半生を熱く語り「皆さんのおかげで24年間働くことができた。集大成として恩返しする決意で7回目の挑戦に臨む」と強調。選対幹部は「最高得票を目指す」と気勢を上げた。

 公明の亀井貴嗣氏は県議団政調会長。自民、国民などと知事与党として政策を実現してきた実績をアピール。三浦半島活性化やインクルーシブ教育などの政策を掲げながら「特定の党を意識することはない。実績と政策を訴えるだけ」と気を引き締める。

国政野党間で火花

 参院選や国会対応など国政レベルでは連携を模索する立民、国民、共産も激しくぶつかる関係だ。

 立民の野田治美氏は3月上旬、市議候補らと駅頭に立ち、「この選挙区の現職は全員男性。県議会に女性は15%程度しかいない。女性の視点で介護や教育の仕組みを変えていこう」と訴えた。チラシにも「県政に女性の声を」との文言を入れ、差別化を図る。

 立民の動きを警戒するのは連合神奈川の議員団会議会長でもある国民の大村博信氏の陣営。“連合象徴区”への対抗馬に、地域連合幹部は「民間産別も、参院選では立民支援の官公労も、連合一体で大村氏を支援する方針に変わりない」と強調する。

 大村氏は3月中旬、出身の日産労組の集会で、土砂災害対策や中小企業振興策といった実績を上げ、「厳しい戦いとなるが、皆さんの声をしっかり受け止めて戦いたい」と力を込めた。

 共産の井坂新哉氏は4年前にゼロから6議席に躍進した県議団の団長。3月上旬の集会で「6議席になった最大の実績は県議会の閉鎖性、黒岩県政の問題を見える化したこと」とし、暮らし重視の政策転換を訴えた。県内で議案提案権を持てる9議席獲得を目指す。

◇横須賀市(5-6)
牧島  功 74 自現(8)
竹内 英明 68 自現(6)
野田 治美 61 立新
大村 博信 61 国現(4)
亀井 貴嗣 52 公現(3)
井坂 新哉 47 共現(1)

【注】▽カッコ内の数字は定数-立候補予定者数▽年齢は投票日基準の満年齢▽自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党▽現=現職、新=新人▽丸数字は当選回数▽並びは国会(衆院)の勢力順。同一政党は当選回数の順。


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