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パワハラ解雇 「無効」と認定 横浜地裁

社会 神奈川新聞  2019年03月27日 10:18

 川崎市麻生区で老人ホームを運営する社会福祉法人「ハートフル記念会」(横浜市中区)の職員だった男性(49)が、事実無根のパワーハラスメント行為を理由に不当に解雇されたとして、地位確認などを求めた訴訟の判決で、横浜地裁(新谷晋司裁判長)は26日、解雇を無効と認め、未払い給与として約340万円の支払いを同会に命じた。

 判決などによると、同会は昨年3月31日付で、法人側を威嚇するビラの配布を同僚職員に強要するなどのパワハラがあったとして男性を諭旨解雇とした。男性側はパワハラは事実無根と指摘、組合の分会長を務めていた男性の排除を狙った行為だと主張していた。

 新谷裁判長は判決理由で、男性から脅迫などを受けたとする同僚職員の証言について、「不自然、不合理で信用しがたい」と指摘。解雇に至る同会の説明を認定できる証拠はないとし、「処分は無効だ」と結論付けた。

 同会を巡っては、県労働委員会が昨年9月、合理的な理由なく男性に出勤停止を命じたとして、同会の不当労働行為を認定。出勤停止の処分を撤回するよう救済命令を出した。


横浜地裁
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