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山北町立川村小学校(山北町山北)

教室に行こう 神奈川新聞  2019年03月26日 16:46

発想広げクイズ作り
学び合い活性化「そのヒント、いいね」


答えを隠して「まだ見ないでね」
答えを隠して「まだ見ないでね」

 1年生の国語の時間。前の時間、いくつかのヒントを基に答えを導き出すクイズを、みんなで考えた。答えは学校にあるもの。すぐに答えが分かってしまわないよう、ヒントをどんな順番で言えばよいか話し合い、完成させた。

 今日は、一人一人が、ヒントを工夫しながらクイズを作る。「学校にあるものだと、前と同じようなクイズになっちゃうから、『お店屋さんごっこ』のときの、野菜とか、果物とか、魚とかで考えてみるのもいいね」

 先生は発想が広がるように声を掛ける。子どもたちは、「果物のお店」「魚のお店」などを開き、言葉のやりとりを楽しんだことを思い出しながら学習に取り組んでいく。

 「ねえねえ、カタカナで『キャ』ってどう書くんだっけ」。早速「キャベツ」が答えになるクイズを考え始める子ども。

 「まだ見ないでね」。ヒントが全部できるまで、ノートに書いた答えを筆箱で隠す子どももいる。


クイズを出し合う1年生(写真の一部を修整しています)
クイズを出し合う1年生(写真の一部を修整しています)

 「ええっ、どうしよう」。別の子どもは、視線を上に向けながら考えている。1年生の一生懸命な姿や真剣なまなざしが、あちらこちらにあった。

 「迷っている人には、お手伝いしてあげてね」。先生がそう促すと、「形をヒントにすればいいよ」。「そっか。長四角にしよう」など、学び合いが活性化する。一人一人のノートを見ながら、先生がさらに声を掛ける。「そのヒント、いいね」「今日はいろいろな答えのクイズができているね」

 安心できる雰囲気の中、クイズ作りを続ける子どもたち。できたら近くの友達に声を掛ける。自然にグループができ、小さなクイズ大会が始まった。
「じゃあね、言うよ。これからクイズをします。ヒントを言います。1、円い形です。2、キッチンにあります」「もう分かっちゃった」「待って待って。まだ答え、言わないでね」

 対話を通し、言葉や人との関わり方を、主体的に、楽しく学び続けている。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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