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経済最前線
ヨコハマホテル混戦(下) ポスト五輪「滞在」へ

経済 神奈川新聞  2019年03月25日 05:00

10日間で約40万人が訪れた「ヨコハマフリューリングスフェスト」=2018年4月、横浜赤レンガ倉庫
10日間で約40万人が訪れた「ヨコハマフリューリングスフェスト」=2018年4月、横浜赤レンガ倉庫

 屋外広場には色とりどりの小屋が並び、会場は人であふれていた。

 焼きたてのソーセージを?ばる親子連れ、ドイツ楽団が奏でる音楽を聞きながらビールを飲む男女のグループ。昨年の大型連休中、横浜・みなとみらい21(MM21)地区の横浜赤レンガ倉庫で開かれたドイツの春祭りを再現したイベント「ヨコハマフリューリングスフェスト」に、10日間で約40万人が訪れた。

 同地区では、ひんぱんに趣向を凝らしたイベントが行われ、県内外から観光客が押し寄せる。横浜市によると、2017年に市内で宿泊した観光集客実人数は約462万人。「着実に増えている状況」(市担当者)というが、ホテル関係者の表情はさえない。

 「イベントはにぎわうが、なかなか泊まってくれない」「横浜に来ても、宿泊は東京や箱根」

 市の調査によると、横浜を訪れる観光客のおよそ9割弱が日帰り客。従前から官民一体となって横浜での滞在時間拡大を狙うが、思うように進んでいない。

■ ■

 横浜市中心部の既存ホテルや新たに開業するホテルは、来年の東京五輪・パラリンピックで国内外から多数の観光客が県内にも訪れる、と見込む。だが、一時的な需要増だけではホテル経営は成り立たない。

 「ホテルは建てたら償却期間が長く、投資回収に時間が掛かる商売」

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