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統一地方選2019
相模原市長選、舌戦スタート 現新4氏が第一声

選挙 神奈川新聞  2019年03月24日 14:47

 任期満了に伴う相模原市長選が24日告示され、午後5時までに現職と新人計4人が立候補を届け出た。

 立候補者は届け出順に、いずれも無所属で、元衆院議員の本村賢太郎氏(48)、元市議の宮崎雄一郎氏(52)、4選を目指す現職の加山俊夫氏(74)、元県議の八木大二郎氏(55)。各陣営は相模原市役所で届け出を済ませ、街頭で活動を始めた。投開票日は4月7日。

 まちづくりや教育など、3期12年続いた現市政への評価が主な争点。新人と現職の一騎打ちだった4年前の前回から一転、今回は保守分裂の様相も呈しており、激しい選挙戦が予想される。

本村賢太郎氏(48)開発から人づくりへ


本村賢太郎氏
本村賢太郎氏

 衆院議員秘書、県議会議員、衆院議員というこれまでの経験を全てぶつけ、相模原市をわくわくする町にする。顔が見える市長、市民の皆さんと対話ができる市長を目指す。市役所の市長室の扉を取り払い、市民の皆さんといつでもお会いできる市長室にしたい。

 米軍相模総合補給廠(しょう)の(一部返還地の)まちづくりなどハード面の話ばかりが進むが、まずは人づくりだ。大型開発事業を進める前にやらなければいけないのは、子育て支援や教育支援、シニア世代の医療・介護の支援。住みやすい町、選んでいただける町にしていきたい。

 市に対する誇りや郷土愛が、民間の全国規模の調査で残念ながら結果は下位だ。市民の皆さんに魅力をもっと知ってもらいたい。相模原は政令市で唯一、水がめがある。多くの自然や芸術、文化、歴史がある。

 ポテンシャルや魅力をどんどん発信し、相模原ってやっぱりいいじゃんと思ってもらいたい。(選挙事務所)

宮崎雄一郎氏(52)最先端の市をつくる


宮崎雄一郎氏
宮崎雄一郎氏

 財政が厳しいのに、現市政は借金を抱えて大きな事業、「ハコモノ」をやろうとしている。政令指定都市なのに、どうして(行政)サービスが低いのか。

 元国際線パイロットで市議を4年務めたが、日本航空では破綻から再生を目の当たりにした。京セラ創業者、稲盛和夫氏の下で再生した経験を生かす。市は日航と似て本業と違う大規模事業を多くやり、責任を取らない。知らないうちに負債がたまる。

 財政を立て直し、子どもたちの未来を担う子育て、教育をちゃんとやる。子育て世代が安心することで皆さんが住んでくれる。教育が良ければ犯罪も少ない。宇宙航空研究開発機構(JAXA)も活用する。コミュニティーバスや「お買い物カー」で高齢者にどんどん外出していただく。

 行財政改革で使えるお金をつくり、職員にいい仕事をしてほしい。情報を公開し、納得できるお金の使い方と政策をやろう。温かい市、最先端の市をつくる。(相模原駅前)

加山俊夫氏(74)発展する都市目指す


加山俊夫氏
加山俊夫氏

 相模原が大きく発展する方向を求めるのか、高齢化社会にあって埋没する都市になるのか、どちらかを選ぶ選挙だ。3期12年で子育て支援や高齢者対策、子どもの居場所づくり、防災対策など、全ての世代の方々が安心に生活できる都市の充実に努めてきた。

 橋本駅ではリニア駅が建設され、相模原駅では米軍(相模総合補給廠(しょう))一部返還地のまちづくりが進む。小田急多摩線延伸への取り組み、圏央道インターチェンジ周辺整備も行ってきた。

 相模原はリニアで7千万人の圏域人口の中心となり、首都圏、日本を代表する都市となるチャンスが巡ってきた。持続可能な都市開発を進めることで、高齢者も子どもたちも安全、安心に暮らせる。

 ビッグプロジェクトを進めようという矢先、「立ち止まって見直そう」と市政を止めるような声が出ている。そうした声に惑わされることなく、希望と誇りを持てる発展する都市を目指したい。(橋本駅前)

八木大二郎氏(55)長期多選ストップを


八木大二郎氏
八木大二郎氏

 現職3期12年の間に市政史上最悪の財政状況に悪化した。現職が改善のためにやったのは公共施設などの使用料の値上げ。市営の火葬場、学校給食費も値上げした。市長が自分の身を切ったのかというと真逆だ。

 現在、市役所を相模原駅前の一等地に移す計画もあるが、移転してもそこからは固定資産税も法人市民税も市財政に収入としてもたらされない。市民の考え方と違うことを進めようとしている。今こそ市民の総力で止めないといけない。

 今後の超高齢社会を考えた時、高齢者がどこでも外出できる交通インフラが必要。ミニバスの交通網をクモの巣状に整備する。食育の観点から給食も大事。共同調理方式で全中学生に給食を届け、段階的に小中学校給食費無料化を目指す。

 長期多選の市政にストップをかけ、新しい発想で新しい市民の力で平成の後の時代をつくろう。16年間、地方自治一筋で改革を実践してきた私を選択していただくために、最後まで戦い抜く。(選挙事務所近く)


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