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〈時代の正体〉差別主義者計画のデモ 16日に中原区で 再び人権侵害の恐れ

時代の正体 神奈川新聞  2017年07月11日 21:31

人権侵害を未然に防ごうと集まった市民の抗議で足止めされる「日本浄化デモ」の参加者ら=2016年6月5日、川崎市中原区
人権侵害を未然に防ごうと集まった市民の抗議で足止めされる「日本浄化デモ」の参加者ら=2016年6月5日、川崎市中原区

【時代の正体取材班=石橋 学】在日コリアンの殺害を唱えるヘイトデモを川崎市内で繰り返してきた人種差別主義者、津崎尚道氏=同市高津区=が予告していたデモは16日に同市中原区で行う計画であることが分かった。津崎氏は横浜地方法務局の勧告を無視してヘイトスピーチを続けており、重大な人権侵害が再び引き起こされる恐れがある。デモと道路使用許可の申請を巡り、県公安委員会と県警の判断が注目される。

 津崎氏は昨年6月5日、同区で在日コリアンの民族浄化をうたった「川崎発!日本浄化デモ第3弾」を主催。人権侵害を食い止めようと集まった約千人の市民の抗議で10メートルしか進めず、中止に追い込まれた。今回のデモのもう一人の計画者、極右政治団体「日本第一党」最高顧問の瀬戸弘幸氏は「昨年断念してやれなかった『川崎デモ』をもう一度やる」「リベンジ」とブログで表明しており、前回同様、公園の使用申請はせず、中原平和公園前を出発するものとみられる。

 津崎氏は「朝鮮人をぶち殺せ」などと叫ぶヘイトデモを2013年5月から12回主催。15年11月と16年1月には在日コリアンの生活圏である川崎区桜本の住宅街を目掛けて「日本浄化デモ」を行った。その深刻な人権被害が在日3世の女性により国会で証言され、ヘイトスピーチ解消法の立法事実となった経緯がある。

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