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災害時、基地に避難 キャンプ座間で市民訓練 県内初

社会 神奈川新聞  2019年03月22日 05:00

普段は閉じられている鉄製のフェンスが開かれ、キャンプ座間内に徒歩で入る住民ら
普段は閉じられている鉄製のフェンスが開かれ、キャンプ座間内に徒歩で入る住民ら

 相模原市の広域避難場所に指定されている在日米陸軍キャンプ座間(座間、相模原市)で、相模原市民を対象にした避難訓練が21日、行われた。大規模地震が起きたと想定し、基地に隣接する相武台地区の住民27人が普段は立ち入りを禁じられている基地内に逃げた。

 訓練では、地震や火災の発生を受け、市がキャンプ座間に住民の避難受け入れを要請。自治会館に集まっていた住民は市職員とともに基地内に入った後、バスで移動し、水や食料を受け取った。負傷者役は救急車で搬送された。

 同地区自治会連合会の瀬尾守一会長は「数千人の避難者があっても混乱がないよう、今後も米軍側と話し合いを続けたい」と話した。在日米陸軍基地管理本部のウィリアム・ルナ危機管理室長は「地元自治体との協力関係を深め、災害時には市民の命を守りたい」と述べた。

 基地内は1979年に市の広域避難場所に指定されたが、米陸軍は市民の避難を認めていなかったため、市が訓練の実施を要請していた。今月13日に市と同本部が住民の避難を定めた災害協力協定を締結。訓練は協定に基づき、県内で初めて行われた。


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