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細野晴臣孫らも出演
“遺伝子”が聴衆魅了 YMO結成40年記念ライブ

カルチャー 神奈川新聞  2019年03月20日 12:00

YMO結成40年を記念したライブには、坂本龍一の娘・美雨(左から7人目)、細野晴臣の孫・YUTA(同6人目)も出演した
YMO結成40年を記念したライブには、坂本龍一の娘・美雨(左から7人目)、細野晴臣の孫・YUTA(同6人目)も出演した

 音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の結成40年を記念したコンサート「イエロー・マジック・チルドレン~40年後のYMOの遺伝子」が14日、東京・新宿文化センターで行われた。

 企画したシンガー・ソングライターの高野寛が、YMOに影響を受けて結成した6人組バンド「イエロー・マジック・チルドレン」が立つステージに、元「THE BOOM」の宮沢和史ら8人がゲスト参加。事前に募ったリクエストで1位だったYMOの「MAD PIERROT」をカバーするなどして、集まった1600人を楽しませた。

 「YMOがいなければ、ここに立っていないというミュージシャンが集った一夜限りのお祭りです」

 高野の言葉通り、約2時間のライブはYMOのカバー、そして影響を受けたチルドレンが生み出した、YMOの香りがするオリジナル曲を演奏するという、特別なものだった。

 ステージには細野晴臣の孫・YUTA、坂本龍一の娘・美雨も登場。美雨は父が娘のために書き下ろした「ONGAKU」を伸びやかに歌い、YUTAは、「Tighten Up」と「THE MADMEN」でグルーブ感あるベースで客席を揺らした。YUTAは、祖父のトレードマークである「火星歩行」で舞台から去るなど“笑い”も忘れなかった。


独特のグルーブで客席を揺らした、細野晴臣の孫・YUTA
独特のグルーブで客席を揺らした、細野晴臣の孫・YUTA

 30年来の友人という高野と宮沢は、過去に二人でカバーをしたことがあった「LOTUS LOVE」で共演。さらに、細野の影響で、沖縄の音楽に興味を持ったという宮沢は「僕らよりもずっと前に、いろいろなものをミックスさせて、新しい音楽を作ってきた先輩たち。その道をただ、たどるのではなく、路地を歩いたりして生まれた」と、「THE BOOM」の代表曲「島唄」を熱唱。YMOサウンドを取り入れた演奏で客席を喜ばせた。

 拍手で迎えられたアンコールの「FIRECRACKER」では、坂本と同じ東京芸大出身の網守将平が、坂本が乗り移ったかのような技法で聴衆を圧倒。次代をけん引する才器が見せた“イエロー・マジック”を、高橋幸宏と細野が客席で見守っていた。


出演者
「イエロー・マジック・チルドレン」(高野寛、高田漣、網守将平、ゴンドウトモヒコ、沖山優司、白根賢一)
ゲスト
宮沢和史、野宮真貴、カジヒデキ、片寄明人、DAOKO、HANA、坂本美雨、YUTA


13歳のシンガー、HANAはみずみずしい歌声で「CUE」を披露した
13歳のシンガー、HANAはみずみずしい歌声で「CUE」を披露した

高野寛は坂本龍一がプロデュースした「夢の中で会えるでしょう」を歌った
高野寛は坂本龍一がプロデュースした「夢の中で会えるでしょう」を歌った

リアルチルドレンの坂本美雨は「YMOはどんな存在?」という質問に、「親??」と回答し観客を笑わせた
リアルチルドレンの坂本美雨は「YMOはどんな存在?」という質問に、「親??」と回答し観客を笑わせた

YMOが初期のステージで演奏していた「在広東少年」を歌ったDAOKO
YMOが初期のステージで演奏していた「在広東少年」を歌ったDAOKO

DAOKOはプロデューサーの片寄明人とも共演した
DAOKOはプロデューサーの片寄明人とも共演した

ファン投票1位の「MAD PIERROT」ではアレンジも担当した網守将平
ファン投票1位の「MAD PIERROT」ではアレンジも担当した網守将平


カジヒデキは野宮真貴と「君に、胸キュン。」を踊りながら歌った
カジヒデキは野宮真貴と「君に、胸キュン。」を踊りながら歌った

高橋幸宏に助言され、「ニュー・ウェーブを意識した」という衣装で登場した野宮真貴
高橋幸宏に助言され、「ニュー・ウェーブを意識した」という衣装で登場した野宮真貴

沖山優司
沖山優司

白根賢一
白根賢一

高田漣
高田漣

THE BOOMの代表曲「島唄」は細野晴臣の影響で、沖縄の音楽に興味を持ったことがきっかけで生まれたと話した宮沢和史
THE BOOMの代表曲「島唄」は細野晴臣の影響で、沖縄の音楽に興味を持ったことがきっかけで生まれたと話した宮沢和史

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