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知事選出馬予定2氏が公開討論 育児・経済活性策で舌戦

選挙 神奈川新聞  2019年03月19日 05:00

公開討論会で質問に答える岸氏(左)と黒岩氏=横浜市中区
公開討論会で質問に答える岸氏(左)と黒岩氏=横浜市中区

 統一地方選の皮切りとなる知事選の告示を3日後に控えた18日夜、立候補予定者による「公開討論会」が、横浜市開港記念会館(同市中区)で開かれた。子育て支援や経済活性化などをテーマに主張を競わせ、約200人を前に舌戦を繰り広げた。

 登壇者は、いずれも無所属で出馬表明している、新人で市民団体代表の岸牧子氏(62)=共産党推薦、現職で3選を目指す黒岩祐治氏(64)=自民、国民民主、公明党推薦=の2人(表明順)。スクリーンで紹介する県民の声や登壇した若者らの質問に答える形で、それぞれの考えを語り合った。


県民の声などを聞きながら進められた公開討論会=横浜市中区の開港記念会館
県民の声などを聞きながら進められた公開討論会=横浜市中区の開港記念会館

 育児をしながら働く母親が訴える待機児童問題について、岸氏は「負担を軽くする子育て支援と働き方の両面支援が必要」と指摘。中学校給食の完全実施や18歳までの医療費無償化のほか、最低賃金の引き上げによる働き方改革の必要性を語った。黒岩氏は「非常に重要な課題」とした上で、国家戦略特区で保育士試験を年3回に増やした実績などを列挙。中学校給食に関しては「都道府県ではなく、市町村の仕事だ」と述べた。

 一方、高齢者医療費など社会保障費の問題に関しては、岸氏は「経済格差が健康格差につながっている」と述べたのに対し、黒岩氏は「未病改善で病気にならなくすることが基本だ」と主張。地震防災対策を巡っては、岸氏が「新駅を造る公共事業費を橋などの老朽化対策に回すべきだ」、黒岩氏は「200万人で同時に机の下に頭を隠す全国で類を見ない訓練を実施した」と強調した。


知事選の立候補予定者を招いて行われた公開討論会=横浜市中区の開港記念
知事選の立候補予定者を招いて行われた公開討論会=横浜市中区の開港記念

 討論会は、若年層の政治離れと投票率低下を食い止めようと、日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会が主催。録画映像は選挙期間中、同協議会のホームページで公開される。


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