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電動車いすでボール追う 平塚で全国大会、6チーム熱戦

話題 神奈川新聞  2019年03月18日 05:00

相手チームとボールを奪いあう「Yokohama Red Spirits」の中山環選手(左)と近藤鉄平選手(左から2人目) =平塚市
相手チームとボールを奪いあう「Yokohama Red Spirits」の中山環選手(左)と近藤鉄平選手(左から2人目) =平塚市

 重度障害者による電動車いすサッカーの全国大会「ドリーム・カップ」が16日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館(平塚市大原)で行われ、強豪6チームが全国の頂点を目指し熱戦を繰り広げた。県内からは小中高生を主力にした結成1年目の新チームも出場。大舞台での挑戦も最下位に終わったが、選手らは「強いチームと戦えて経験値になった」と目を輝かせた。

 電動車いすサッカーは1チーム4人が車いすの前部に取り付けたフットガードでボールを転がし、ゴールを目指す競技。今年で22回目となる同大会は前回の上位3チームのほか、各地の大会で活躍した3チームが選抜される。県内では結成20年の強豪「Yokohama Crackers(クラッカーズ)」と、結成1年目の「Yokohama Red Spirits(レッド・スピリッツ)」が出場した。

 レッド・スピリッツはクラッカーズの“弟分”で、ともに横浜ラポール(横浜市港北区)を練習拠点とする。小中高生3人が7人のチームをけん引し、昨年12月の日本選手権をベスト4まで勝ち上がって今大会への出場権を得た。

 チーム最年少で茅ケ崎市立梅田小学校6年の近藤鉄平選手(12)は、小4で車いす生活となり、迫力やスピード感に魅了されて競技にのめり込んだ。「車いすだと(健常者の)友達と遊べない。でも車いすサッカーならみんなと一緒にスポーツができる」。毎週の練習を欠かさず、金田康弘監督(44)も「この1年で格段にレベルが上がった」と目を見張る。

 しかし、まだ若いチームは百戦錬磨のライバルたちに苦戦。予選リーグと順位決定戦の計3試合はいずれも0-4のスコアで完敗した。主将で私立和光高校1年の中山環選手(16)は「ボールのスピードや戦術の差も感じた。結果は完敗だけどいろいろ勉強になった。試合に勝てるチームになりたい」と前を向く。

 一方、2012年以来の王座奪還を目指したクラッカーズは、3位決定戦でPKの末に敗れ4位。多摩大学4年で主将の紺野勝太郎選手(22)は「結果はついてこなかったけど、今の全力が出せた。借りは来年しっかり返したい」と誓った。


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