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大和市長選、告示まで1カ月
「多選」是非が焦点 現新一騎打ちか

選挙 神奈川新聞  2019年03月16日 19:10

多選自粛条例の順守決議案を採決した大和市議会=3月13日
多選自粛条例の順守決議案を採決した大和市議会=3月13日

 任期満了に伴う大和市長選(4月14日告示、同21日投開票)は、告示まで1カ月を切った。4人が名乗りを上げて激戦となった前回から一転、現時点で出馬の意向を表明しているのは市議会副議長の二見健介氏(41)のみだ。ただ、現職3期目の大木哲氏(70)も週明けには態度を明らかにするとみられ、現職新人の一騎打ちになる公算が大きい。争点は、2月の厚木市長選と同じく「多選」の是非になりそうだ。

 市長任期を連続3期までとする努力規定がある多選自粛条例は、2008年に施行。07年の市長選で4選を期した当時の現職に対し多選批判を展開して初当選した大木氏が上程し、制定に結ばせている。

 こうした経緯は2月に市長選があった厚木市と似通っており、大和市長選でも大木氏が立候補すると、多選が主要な争点に浮上するとみられる。


二見 健介氏
二見 健介氏

 近く出馬を正式表明する二見氏は、予定していた市議選から市長選に挑むに至った動機をこう語る。

 「多選批判を訴えて市長になり、条例を自らが提案した。市民は普通ならば引退すると思うが、4選出馬が有力視されている。対抗馬が出る動きもなく、無投票になってしまう恐れがあり、それだけは阻止したかった」

 二見氏が出馬の意向を明らかにしたのは、立候補予定者事前説明会の直前の3月9日。契機の一つになったのは今年1月下旬、市民から出された多選自粛条例順守の決議を求める陳情だったとし、「市民の方にここまでさせて申し訳ない」と述べた。

条例順守

 陳情は3月定例会最終日の13日に採択され、陳情を受けて議員提案された決議案も可決された。

 採決の結果はいずれも同じ。賛成14人は自民党・新政クラブ、共産党、神奈川ネット、虹の会などの会派に所属する議員。反対7人は公明党と明るいみらい大和だった。しかし、最大会派である自民党・新政クラブや、無所属からは計6人の退席者が出た。

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