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水の循環一目で 長沢浄水場に広報施設

話題 神奈川新聞  2017年07月08日 16:30

水源地からの導水を紹介する水ビジョンマップ=川崎市の長沢浄水場
水源地からの導水を紹介する水ビジョンマップ=川崎市の長沢浄水場

 川崎市内の家庭や事業所に提供される水の循環を分かりやすく伝える広報施設が、市上下水道局の長沢浄水場(多摩区三田)に完成した。水源からの導水、水道水の製造過程、使用後に処理され川や海に流されるまでの流れを超大型の映像などを通じて体感できる。

 同浄水場は、津久井湖の取水口から標高差を利用し、導水トンネルで引いた相模川水系の水を利用。1日約25万2千立方メートルの処理能力があり、市内各地にある配水池や配水塔を経由し、給水されている。

 完成した広報施設は3層構造で計約680平方メートル。愛称は小学生からの公募で「水とかがやく未来館」に決まった。水源から自然に流れ下る水を縦約10メートル、幅約2・7メートルの水ビジョンマップの迫力映像で地形とともに確認できる。

 「水をつくるゾーン」では、沈殿、ろ過などの過程を詳しく解説、監視モニターによるチェックを疑似体験できる。メダカの動きで水質異常を発見する仕組みも紹介されている。


「水をつくるゾーン」の監視モニター
「水をつくるゾーン」の監視モニター

 配水管の水漏れの音を聞き分ける体験コーナー、災害時に避難所や病院へ水道を供給し続けるための地震に強い配水管、ベトナムの水質汚濁問題など海外支援に関する展示もある。

 広報施設は昨年10月から、旧活性炭注入棟を改修し整備を進め、今年6月10日に完成記念式典を行った。総事業費は約4億2600万円。市内の小学4年生が環境学習をする場として年間1万人以上が訪れる予定。

 市内の工業用水を除く水道供給は長沢浄水場と、酒匂川・相模川水系を水源とする県内広域水道企業団西長沢浄水場の2カ所で行われている。

 広報施設は一般の個人や団体も無料で見学できる。市上下水道局サービス推進課は「自然の恵みを生かした水道施設の中心で、市全体の水処理の仕組み全体が分かる」と見学を呼び掛けている。

 休館日は火曜日、土日・祝日と年末年始。事前予約が必要。問い合わせは、長沢浄水場電話044(911)1966。


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