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起業家支援キーマン4人が語る(上)
犬猫アレルギー検査や塩分抑えるチップ… IT駆使で創業

経済 神奈川新聞  2019年03月15日 10:49

横浜企業経営支援財団経営支援担当部長 坂本徳博氏
横浜企業経営支援財団経営支援担当部長 坂本徳博氏

 若者や女性、シニアによる起業を促進し、地域から経済活性化の芽を育てよう-。県内で起業家支援に取り組むインキュベーション施設の担当者ら4人が、少子高齢時代を見据えた新たな産業創出と地域活性化の可能性をテーマに語り合った。今回は「起業の現状と伸びる企業の共通点」を中心に紹介する。

 -どのような起業が増えているか。

 坂本「IT技術そのものよりスマホのアプリ作成などIT技術を活用して課題を解決する起業が多い」

 三浦「川崎でも福祉や医療といった地域課題の解決に向けてITを活用する起業は多い。ITやスマホをツールに簡単に創業できる時代になった」

 秋本「アプリだけでなく、ITを駆使し日々の健康管理をするスマートウオッチなど従来の機能にプラスアルファをする起業も増えている」

 安藤「2000年ごろは半導体関係が中心だったが、今はものづくり系の起業が多い。バイオ関係も増えているように感じる」

 坂本「起業全体では、右肩上がりで伸びてはいないが、減ってもいない。ほぼ横ばいといった感じだ」


さがみはら産業創造センター取締役事業創造部長 安藤重夫氏
さがみはら産業創造センター取締役事業創造部長 安藤重夫氏

 -女性やシニアの起業は。

 坂本「女性の起業は活発とみている。女性が働きやすい、起業しやすい環境をつくる目的で、女性専用のシェアオフィスも運営しているがここ数年満席。シニアの動きも活発だ」

 三浦「そこまで顕著ではないが女性の起業家も増えている。福祉や介護など女性ならではの目線での起業もある。今後、ビジネスオーディションも学生、女性、シングルマザーなどターゲットを絞って行う必要があると思う」

 秋本「シニアについて言えば、勤めていた会社ではできなかったビジネスプランを退職してから起業し、手掛ける流れも多い」

 安藤「中小企業への恩返しをしようとコンサルティングや製造現場の改善活動を目的に起業した元大手企業のシニアもいる。新入社員が65歳といった会社もあり、まだまだ元気」

 -支援先で注目の起業家の実例を。

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