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北条氏肖像など3件を市指定重要文化財に 小田原市教委

政治行政 神奈川新聞  2019年03月15日 05:00

北条時長像(寶泉寺所蔵)=小田原市提供
北条時長像(寶泉寺所蔵)=小田原市提供

 小田原市教育委員会は、室町時代後期に描かれた小田原北条氏の一族、北条時長の肖像画など3件を市指定重要文化財に新たに追加した。指定は2月22日付。今回の追加で市指定重要文化財は計115件になった。

 今回指定を受けたのは、寳泉(ほうせん)寺(同市風祭)の「絹本(けんぽん)著色(ちゃくしょく) 北条時長像」、上輩(じょうはい)寺(同市酒匂)の「五輪塔群」、郷土文化館(同市城内)所蔵の「和田家文書(もんじょ)」。

 市文化財課によると、時長は北条幻庵(早雲の末子)の嫡男(世継ぎ)で、小机城(横浜市港北区)の城主、北条三郎とされている。江戸時代以降のものを除くと、数少ない小田原北条氏一族の肖像画の一つで、希少性が高い。

 五輪塔群は、南北朝時代のものとされ、高さ161~176センチの3塔が並ぶ。市内の中世五輪塔群では群を抜く大きさが貴重という。

 和田家文書は2通あり、1通は1567年の「北条氏康朱印状」、もう1通は87年の「北条家定書」で、北条氏との関わりを知る上でも、市域に伝来した点でも史料的価値が高いという。


和田家文書(郷土文化館所蔵)=小田原市提供
和田家文書(郷土文化館所蔵)=小田原市提供
五輪塔群(上輩寺所蔵)=小田原市提供
五輪塔群(上輩寺所蔵)=小田原市提供

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