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日朝「肉声で話し合って」 拉致被害者家族が首相に訴え

社会 神奈川新聞  2019年03月06日 22:12

安倍首相との面会後、会見に臨んだ横田早紀江さん(中央)=参院議員会館
安倍首相との面会後、会見に臨んだ横田早紀江さん(中央)=参院議員会館

 北朝鮮による拉致被害者家族会は6日、安倍晋三首相と面会し、米朝首脳会談で拉致問題が取り上げられた状況について報告を受けた。面会後の会見で横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母・早紀江さん(83)は「家族や被害者の思いについて安倍首相と金正恩氏が肉声で話し合うことが一番大事だと思う」と語り、日朝首脳会談の実現を改めて求めた。

 早紀江さんは「みんなが元気で一緒に帰ってきてくれることを望んでいる」とした上で「お互い平和な友好関係が持てる環境になればいいと思っている。みんなが平和になるには北朝鮮は拉致被害者を返さないといけない。それを伝えてもらいたい」と希望した。

 北朝鮮が対話に転じた2018年から南北は3回、米朝は2回首脳会談が行われたが、日朝間では実現の兆しは見えない。早紀江さんは「平和」の2文字を何度も口にし、「北朝鮮の国民も裕福になってほしいし、みんなが平和な思いを持ち合えるような日が早く来てほしい」と強調した。これまで同様、「次は私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない」と述べた安倍首相に家族会の飯塚繁雄代表(80)は「期待して注目している」と話した。


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