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光触媒のコーティング剤普及を 川崎で藤嶋栄誉教授が説明

経済 神奈川新聞  2019年03月01日 02:00

デモンストレーションとして行われた光触媒のコーティング剤の吹き付け作業=川崎市幸区
デモンストレーションとして行われた光触媒のコーティング剤の吹き付け作業=川崎市幸区

 ガラスなどに汚れや曇りがつきにくくなる光触媒を使った新たなコーティング剤を広めようと、光触媒の発見者で川崎市名誉市民の藤嶋昭東京理科大栄誉教授が28日、同市幸区で事業者向けに説明会を開いた。従来品より施工が簡単な利点があり、建設業者や農業者ら約50人が耳を傾けた。

 説明会は、昨年名誉市民に選ばれた藤嶋氏が光触媒を活用した地元貢献の一環として発案。市産業振興財団や川崎商工会議所が協力した。

 光触媒を含むコーティング剤を施したガラスや壁面は、光が当たることできれいな表面をつくることができる。従来品は施工に時間を要す点や費用面が課題だったが、同氏の弟子で中国科学院の江雷教授が新たなコーティング剤を開発。常温でガラス表面にスプレーし、風で乾かすだけで高い防汚効果が得られるという。

 藤嶋氏は「はけで塗るだけで簡単にできる。一度塗ると汚れがつかず、雨にぬれるときれいになる」と実演を交えて紹介した。

 説明会前にはデモンストレーションとして、同区の北野書店のガラス壁面をコーティングした。


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