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原子力艦事故に備え、対応を確認 横須賀市内2カ所で訓練

政治行政 神奈川新聞  2019年02月27日 11:04

放射線汚染状況を探知できるサーベイメーターの使い方の説明もあった訓練 =横須賀市安針台
放射線汚染状況を探知できるサーベイメーターの使い方の説明もあった訓練 =横須賀市安針台

 米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母など原子力艦事故を想定した防災訓練が21日、横須賀市安針台と田浦町の2カ所で行われた。

 国のマニュアルで屋内退避の範囲「半径1~3キロ」に規定されている安針台自治会の住民や市立田浦小学校の児童ら計約225人が、事故で放射性物質が放出された際の対応を確認した。

 同自治会では、市広報車が事故と屋内退避を呼び掛ける中、住民25人が近くの広場から避難場所に見立てた同自治会集会所まで移動した。

 市職員は、屋内に入る前に衣服などに付着した放射性物質を探知する機械の使い方や除染方法、甲状腺の内部被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の服用方法なども説明。住民らは「米軍から事故の情報はすぐに入るのか」「安定ヨウ素をいつ服用すればいいか」などと質問した。

 同自治会長の甘粕恵(さとし)さん(75)は「基地から近い地域なので、住民は事故を心配している。絶対に起こさないでほしい」と訴えた。

 訓練は、基地周辺で2008年から、対象地区を変えて続けられている。


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