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ベイキャンプ
2軍練習試合、中日に勝利

ベイスターズ 神奈川新聞  2019年02月25日 21:37

2回を投げ、1安打無失点と順調な仕上がりの井納=読谷平和の森球場
2回を投げ、1安打無失点と順調な仕上がりの井納=読谷平和の森球場

 ベイスターズの春季キャンプ第5クール第3日は25日、沖縄県宜野湾市のアトムホームスタジアム宜野湾で行われ、投手と野手陣がサインプレーなどを確認。エスコバーらがフリー打撃に登板した。全体練習前には戸柱、嶺井が打撃練習を行った。
 
 2軍は読谷平和の森球場で中日と練習試合を行い、3-0で勝利した。先発の井納が2回無失点。以降も7投手が零封リレーを飾り、八回には2年目の斎藤が「プロ初登板」を果たした。梶谷が指名打者で出場し3打数無安打だった。視察したラミレス監督は「井納はスピードも徐々に上がると思う。投げられて良かった。梶谷も打撃は全く問題ない」と話した。


2年目斎藤、意地のプロ初登板


 1年遅れでプロ人生の第一歩を刻んだ。

 右肩のけがを乗り越えた2年目斎藤が八回、ナインに送り出されてマウンドへ。実戦は社会人JX-ENEOS時代に日本選手権で投げた2017年11月以来。さすがに「緊張した」というが、常々口にする「自分は高卒じゃない」と経験を積んだ元即戦力としての意地がのぞく“プロ初登板”だった。


1イニングを投げ1安打無失点。プロ初登板を見事な投球で飾った斎藤
1イニングを投げ1安打無失点。プロ初登板を見事な投球で飾った斎藤

 先頭打者は投ゴロで打ち取ったものの、その後は死球、中前打で1死一、二塁のピンチを招いた。試合勘は鈍っていたかもしれないが「登板前に捕手と自分の球種の使い方を話し合ってイメージはできていた」と、伸びのある直球とスライダーで三振、遊飛に仕留めて切り抜けた。

 ラミレス監督は「初めて試合で投げるのを見たけどスライダーもテンポも良かった。いいものを見られたよ」と新たな戦力にご満悦だ。

 千葉・成田高で甲子園に出場し、立大、JXを経て昨年のドラフト4位で入団した右腕。昨年1月の自主トレーニング期間に完成度の高さをアピールしていたが、キャンプをけがで離脱して右肩の手術を受け、投球練習を再開したのは今年1月になってからだった。

 故障と闘い続けた1年間だったが、リハビリ中には肩への負担が少ない下半身主導のフォームを追求してきた。この日の最速は147キロ。社会人時代にマークした149キロに迫るほど、球の威力は戻っている。

 「トレーニングをずっと続けてきて、指のかかりや球の強さは実感できていた。変化球もブルペンで2、3回しか練習してないけど覚えてましたね」と笑う余裕も出てきた。

 プロ初登板は14球だが、背番号24は今季の大車輪を誓う。「まずは1イニングを計算できる投手になる」。中継ぎ陣の一角に食い込むため、結果で猛アピールする。


先発井納、2回無失点


2回を投げ1安打無失点。笑顔でベンチに戻る井納=読谷平和の森球場
2回を投げ1安打無失点。笑顔でベンチに戻る井納=読谷平和の森球場

 先発井納は、変化球の感覚を試しながら2回を被安打1の無失点。「キャンプでやってきたことを出せた」と汗を拭った。

 右肘の手術明けということもあり、最速は145キロにとどまったが、ラミレス監督は「徐々に上がっていくと思う。レベルで言えば1軍の先発ローテーションで投げてもらう選手」と断言。2軍で長いイニングを試した後、問題なければ1軍に合流させる見通しだ。

 開幕ローテーションを目指す背番号15は「まだ2イニングしか投げていないし、1軍の投手が良ければ僕が良くても呼ばれない」と気を引き締めた。


梶谷が今季初実戦


3回表横浜DeNA無死1塁。梶谷が鋭い打球を放つも中飛=読谷平和の森球場
3回表横浜DeNA無死1塁。梶谷が鋭い打球を放つも中飛=読谷平和の森球場

 昨年の右肩手術からの復帰を目指す梶谷は3番指名打者で出場し3打数無安打。約半年ぶりの実戦となったが、外野のフェンス近くまで力強い打球を飛ばし、「感覚は前とあまり変わらなかった。初めてにしてはいい。楽しかった」と振り返った。

 今後は、右肩の回復具合を見ながら守備にも就きたいという。開幕日から逆算しながら、「3月中旬までには(1軍昇格を)考えているけど、肩の状態は自分でもどうなるか分からない」と不安も漏らした。


9回、左前安打で二塁を狙うもアウトになった伊藤裕(右)を笑顔で慰める梶谷=読谷平和の森球場
9回、左前安打で二塁を狙うもアウトになった伊藤裕(右)を笑顔で慰める梶谷=読谷平和の森球場

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