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【ベイキャンプ】復帰へもがく梶谷 実戦向け強い覚悟

ベイスターズ 神奈川新聞  2019年02月18日 17:00

2軍で調整を続ける梶谷=嘉手納野球場
2軍で調整を続ける梶谷=嘉手納野球場

 ベイスターズの春季キャンプは18日、1軍が休養日となり、ラミレス監督は沖縄県嘉手納町の嘉手納野球場で2軍の練習を視察した。

 けがからの復帰を目指す昨季の新人王・東や梶谷が精力的に汗を流しており、指揮官は「梶谷は(開幕までの復帰は)今の段階では判断が難しい。一日一日良くなっていると思うので状態を見て判断していく」と話した。

 けがからの復帰を目指す梶谷がファームでもがいている。18日の特打では快音を響かせたが、スローイングはまだ手探り状態。昨年8月に手術を受けた右肩は70メートルほどの距離でキャッチボールできるまでに回復したが、「停滞が続いているので、良くなっているのか分かりづらい。こんなにも大変なけがなんだと痛感した」と胸の内を明かした。

 昨季は満身創痍(そうい)だった。シーズン直前に背中を痛め、6月には腰痛を発症。8月には死球を受けて右手首を骨折し、さらには慢性的な痛みを抱えていた右肩のクリーニング手術を受けた。出場は過去7年間で最少の41試合にとどまり、打率2割6分8厘、8本塁打と到底満足できる結果ではなかった。

 気になる右肩は「まだ多少痛みも硬さもある」という状態だが、プロとしてそうした痛みを抱えながらでもプレーして、首脳陣にアピールする覚悟を固めている。2軍のハンファ戦(22日)、中日戦(25日)では指名打者で志願出場することを明かし、「守備もやるとなると、頑張って3月の頭に出られればという感じ。でも痛いなりにもやらないといけない」と強い自覚をにじませた。

 2017年にシーズン20本塁打、20盗塁を達成した強打者を、ラミレス監督は「相手チームにとって恐怖の存在になる」と今季のキーマンに挙げており、リードオフマンに据える構想を温めている。21年ぶりの日本一には走攻守三拍子そろった切り込み隊長の復活が欠かせない。

 「ある程度は無理にでも(状態を)上げていって、開幕から出られるようにアピールしたい」と梶谷。今は雌伏の時だ。

東「想像以上に順調」

 左肘の違和感のため2軍で調整を続け、開幕までの復帰は難しい見通しの東が、焦ることなく練習している。

 この日はキャッチボールとバント処理などを行い、トレーナーと入念に体のケアを行った。「(復帰まで)もっと長くかかって、もっと苦しい思いをするかと思っていたけれど、想像以上に順調にきている」と好感触を口にした。


順調な回復ぶりをアピールした東=嘉手納町陸上競技場
順調な回復ぶりをアピールした東=嘉手納町陸上競技場

 キャッチボールは40メートルまで距離を延ばし、「怖さもなく、8割ぐらいは低くて強い球を投げられている」という。

 視察に訪れたラミレス監督には「ちゃんとバナナを食べているのか」と話し掛けられた。ブルペンへは「次クールぐらいに入れれば」と22日に始まる第5クール以降を予定。実戦登板に関しては、これまで同様に「3月中旬ぐらいに復帰できたらいい」と話した。


ファームを視察に訪れたラミレス監督
ファームを視察に訪れたラミレス監督

熊原“ギプス”で投球

 2軍キャンプに参加している熊原が珍練習を披露した。ブルペンに入ると、両太ももからすね辺りまでを、ユニホームの上から包帯状のものでぐるぐる巻きにして固定。膝が曲がらない状態のまま15球を投じ、特製の“ギプス”を外してまた15球を投げた。

 膝が折れてつま先に体重が乗る悪癖を修正するのが目的で、大家投手コーチの発案だという。昨季は1軍での登板がなく、4年目の飛躍を狙っている。「プロ選手みんなができている動きが、僕はできていない。今の時期にいろいろ試したい」と課題である制球の向上に取り組んでいる。 (嘉手納)


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