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「アートで人と人つなぎたい」 藤沢・鵠沼地域でフェス

話題 神奈川新聞  2019年02月17日 17:00

会場の一つである「鵠風荘」には手織り作家たちの作品が並ぶ =藤沢市鵠沼海岸
会場の一つである「鵠風荘」には手織り作家たちの作品が並ぶ =藤沢市鵠沼海岸

 藤沢市の鵠沼地域で活動するアーティストたちが企画した「鵠沼アートフェスティバル」が小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅、本鵠沼駅周辺で開かれている。多くの文化人が愛し、数々の作品を生んだ「鵠沼」ではいまなお、新しいアートが誕生している。主催する運営委員会は「アートを通じて人と人をつなぎたい」と語る。24日まで。

 フェスティバルは、藤沢市の鵠沼地域に点在する工房やショップなど計35会場で開催。96歳の現役貼り絵作家の「原画展」や湘南の海を撮った「風景写真展」のほか、映画製作のワークショップ、地元野菜などを販売するマルシェなども展開している。

 イベントの企画が持ち上がったのは1年ほど前だ。鵠沼海岸で「手織り工房」を運営する浅井祥子さんは「鵠沼で活動する作家やギャラリーは多いけれど、横のつながりはあまりなかった。アートで人と人がつながることができればと思った」と語る。

 2017年、鵠沼海岸駅からほど近い商店街の一角に、映画と本とパンが楽しめる店「シネコヤ」がオープンしたことも背中を押した。シンガー・ソングライターのさとうさちこさんは「鵠沼は昔から避暑地として知られ、いまも作家や絵描きなどが多く住むけれど、近年は『海』や『サーフィン』といったイメージが強かった。文化の象徴的存在のようなシネコヤができ、アートの側面も発信していきたいと思った」とほほ笑む。

 仲間内に声を掛け、フェスティバルの運営委員会を発足。浅井さんは会長、さとうさんが副会長に就任した。

 会場となるショップやギャラリーにはアーティストたちの思い思いの作品が並び、初日の15日には地図付きのパンフレットを手に、散策を楽しむ人が多く見受けられた。

 さとうさんは言う。

 「絵でも、器でも、すてきなものに出会うと人は心がときめく。ときめきや『すてき』と思う気持ちで、人と人、鵠沼という街がつながっていけたらうれしい」
  ◇
 フェスティバルの開催時間は会場によって異なる。20日午後8時からシネコヤ(同市鵠沼海岸3の4の6)でさとうさんのライブが開催される。フェスティバル、ライブの問い合わせは、運営委員会にメール。アドレスはkuge.art.fes@gmail.com


「鵠沼アートフェスティバル」のバッグとパンフレットを手にする(左から)浅井さん、さとうさん =藤沢市鵠沼海岸
「鵠沼アートフェスティバル」のバッグとパンフレットを手にする(左から)浅井さん、さとうさん =藤沢市鵠沼海岸

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