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骨髄ドナー登録は4倍 川崎で啓発の音楽イベント

社会 神奈川新聞  2019年02月17日 02:31

骨髄バンクへのドナー登録の説明を受ける来場者=川崎市川崎区
骨髄バンクへのドナー登録の説明を受ける来場者=川崎市川崎区

 「一人でも多くの命を救うことにつながれば」-。白血病や骨髄バンクへの認知度を高めようと、チャリティーライブ「COTSU FES 2019」が16日、川崎市川崎区のクラブチッタで開催された。開演前には会場近くで、献血やドナー登録会を実施。12日に競泳女子の池江璃花子選手(18)の白血病罹患(りかん)の公表に背中を押されるように、音楽ファンや買い物客が足を運んだ。

 タオルを首に巻いたカップルや親子連れが特設会場に次々と足を運んだ。骨髄提供を正しく理解してもらうために「骨髄ドナー登録説明員」がパンフレットを見せながら説明。白血病などの病の克服を支援しようと、20~50代の男女45人が骨髄ドナーに登録し、献血には63人が参加した。1日当たりのドナー登録数は通常の街頭イベントの約4倍に及んだという。

 派遣社員の女性(45)=横浜市鶴見区=は「これまでも登録したい気持ちはあったが、どこか面倒だとの思いがあった。池江さんのニュースに触れ、若い人や病気の人の未来に何か力になれたら」と夫婦でドナー登録した。千葉県から訪れた女性(46)も「提供には怖いという思いもあるけど、池江さんをきっかけとした動きが一過性のブームで終わらないように協力したかった」と話した。

 ライブの主催者側も理解の広がりに期待を寄せる。自身も白血病と同じ血液疾患で骨髄移植を経験した荒井daze善正さん(39)は言う。「池江さんのことで、日本全体の意識、見方が変わった。行動することが次の命を救うことにつながる」

 献血やドナー登録などの問い合わせは、県赤十字血液センター推進課電話045(834)4619。


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