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期日前は好ペース、学生の立会人も 2月17日 厚木市長選

選挙 神奈川新聞  2019年02月15日 17:00

市長選の期日前投票で立会人を務める神奈川工科大の学生ら=14日、厚木市下荻野
市長選の期日前投票で立会人を務める神奈川工科大の学生ら=14日、厚木市下荻野

 17日投開票の厚木市長選の期日前投票は15日夕で、2015年の前回を上回るペースで推移している。03年以来16年ぶりに3氏による選挙戦が繰り広げられているが、最終的な投票率はどうなるか。各陣営も有権者の動向を気にしている。

 市選挙管理委員会によると、今回の市長選から期日前投票所は、新たに3カ所増えて計9カ所になった。期日前投票は告示日翌日の11日に始まり、投票者数は15日午後6時現在で1万2998人と、既に前回の開始5日間の投票者数(1万1673人)を上回っているという。

 市長選の投票率は、過去最低の38・61%を記録した1999年以降、40%台をキープ。前回は42・60%だった。

 ある陣営の関係者は「市長選は過去3回、一騎打ちが続いており、今回は3候補が出て選択肢が増えた分、関心が高まっている面もあるのではないか」と分析。各陣営とも浮動票の取り込みにも躍起だ。

 選挙戦の大きな争点となっているのは、多選自粛条例を制定した現職自らが4選を期して立候補したことへの是非。ある市議が「多選が注目されたことで各候補の政策が見えづらい。投票に結びつくかは未知数」と話すように、多くの関係者の間では「投票率は40%代前半」との見方が大勢を占めている。

 市選管の川瀬豊生委員長は「今回は期日前投票所を増やすなどの施策を展開しており、前回の投票率を少しでも上回りたい」と期待する。有権者には「市長選は身近な選挙。各候補の政策を踏まえ、投票によって皆さんの思いを候補者に託してほしい」と呼び掛けた。

若者の関心高めたい
神奈川工科大 学生が立会人


 市内の大学で唯一、厚木市長選(17日投開票)の期日前投票の会場となっている神奈川工科大(同市下荻野)で、同大の学生が投票に不正がないかをチェックする投票立会人を務める試みがあった。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、若者に関心を持ってもらおうと、2016年の参院選から始まった市選挙管理委員会による取り組みで、市長選での実施は今回が初めて。

 同大では12日からの3日間、期日前投票所が開設された。いずれも午前10時から午後7時まで投票を受け付け、大学側の募集に手を挙げた学生計5人が立会人を担った。

 14日に会場で投票を見守ったのは、4年の三木政人さん(23)=川崎市高津区。携帯電話で投票の指示を受けている人がいないかなど投票が適正に行われているか目を光らせた。

 三木さんは厚木市外在住のため、今回の市長選に投票権はなかったが、「期日前に足を運んできている子ども連れなどの人を多く目にした。自分も選挙の際にはちゃんと投票に行こうと思いを強くした」と語った。

【厚木市長選の投票率推移】
1955年 87.88%
  59年 68.56%
  63年 無投票
  67年 59.41%
  71年 71.35%
  75年 73.41%
  79年 77.97%
  83年 無投票
  87年 無投票
  91年 41.07%
  95年 51.26%
  99年 38.61%
2003年 43.33%
  07年 45.34%
  11年 40.44%
  15年 42.60%


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