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長期休みに配食で小中学生支援 箱根町、子ども食堂の代替

社会 神奈川新聞  2019年02月14日 17:00

箱根町役場
箱根町役場

 給食のない夏休みなどに食事を十分とれない子どもたちを支援するため、箱根町は2019年度から、小中学生を主な対象とした配食サービスを始める。町から委託を受けた配食業者が、希望者の自宅に弁当を配達。子どもたちの見守りも兼ねており、親が安心して子育てし、子どもたちも安心して暮らせる地域づくりを目指す。町によると、子どもを対象とした配食サービスは県内自治体で初めて。

 町子育て支援課によると、事前に住所などを登録した希望者の自宅に、配食業者が弁当を配達。手渡しで行うことから見守りも兼ね、業者が異変を感じた場合には町に連絡し、町職員が家庭訪問を行う。

 サービスは土日・祝日と年末年始を除き、夏休み(29日間)、冬休み(5日間)、春休み(8日間)の計42日間実施。幼児から中学生までの子どもで、昼食を作る保護者が不在の世帯が対象となる。低所得のひとり親世帯や、親が病気などで食事を十分に提供できないと町が判断した世帯は無料。それ以外の世帯でも、町が配達手数料を負担し、弁当代(650円)のみでサービスを受けることができる。

 同課によると、町内には民間団体も含めて子ども食堂がなく、町が開設を検討していたが、町の面積が広大で地域も分かれていることなどから難しく、課題となっていた。

 町は19年度当初予算案に50人の利用を見込み46万円を計上。4月以降、町のホームページなどを通じサービスを周知、夏休みの供用開始を予定している。

 同課の担当者は「1日の食事を給食だけで済ませる子どももいる。欠食を防ぎ、町内の子どもの生活安定につなげたい」と話している。


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