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客船4隻、初の同時着岸 GWの横浜港、乗客は計1万人超

横浜みなと新聞 神奈川新聞  2019年02月11日 03:02

横浜港を出港するダイヤモンド・プリンセス(左)と、大黒ふ頭に着岸するMSCスプレンディダ=2018年4月28日
横浜港を出港するダイヤモンド・プリンセス(左)と、大黒ふ頭に着岸するMSCスプレンディダ=2018年4月28日

 ゴールデンウイーク(GW)初日の4月27日、超大型客船を含む外国クルーズ客船4隻が横浜港の三つのふ頭に同時に着岸し、横浜発着クルーズを展開する。昨年の同時期に実現した3隻を上回る4隻の同時着岸は日本で初めて。インバウンド(訪日外国人客)を含む1万人超の乗船客が一斉に訪れることから、市は、市内での滞在を促す魅力ある観光コンテンツを打ち出すことにしている。

 この日は、横浜ベイブリッジを通過できない超大型客船でイタリア船籍のMSCスプレンディダ(13万7936トン、定員4363人)と、初入港となるマルタ船籍のアザマラ・クエスト(3万277トン、694人)の2隻が大黒ふ頭(横浜市鶴見区)に初めて同時着岸する。


 米国船籍のノルウェージャン・ジュエル(9万3502トン、2376人)は山下ふ頭(同市中区)に着岸。英国籍のダイヤモンド・プリンセス(11万5906トン、2706人)は大さん橋ふ頭(同区)の横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊する。

 横浜開港160周年を迎える今年は外国客船の寄港数が過去最多の約190回を予定しており、そのうち外国客船は過去最多の約90回となる見通し。今年はラグビーワールドカップ(W杯)、来年は東京五輪・パラリンピックの開催を控えており、市は、4月の4隻同時着岸をきっかけにクルーズによる観光振興を進め、経済活性化を目指すことにしている。


横浜港に同時着岸する3隻の外国クルーズ客船=2018年4月28日
横浜港に同時着岸する3隻の外国クルーズ客船=2018年4月28日

 具体的には、横浜の名勝・三渓園(同区)をはじめとした文化施設や県内の温泉地など観光資源を外国客船の乗客向けにPRし、「乗船前や下船後に市内のホテルに泊まってもらえるようにしたい」と市の担当者は意気込む。羽田空港から車で約20分という好立地にある横浜港をアピールすることで、飛行機と客船を乗り継ぐ「フライ・アンド・クルーズ」も提案し、都内にも近い利便性も訴えることにしている。

 GW期間中は市内に急増する観光客らで交通渋滞が発生するほか、乗船手続きが別々の場所で行われることから集合場所を間違えるなどのトラブルが懸念されている。

 昨年4月28日に外国客船3隻が同時着岸した際は横浜港の関係機関が連携し、「乗船時の流れや手続きでは大きな混乱はなかった」と市の担当者。今年の4隻同時着岸も万全の態勢で臨めるよう準備を進めている。


大黒ふ頭に着岸したMSCスプレンディダ=2018年4月27日
大黒ふ頭に着岸したMSCスプレンディダ=2018年4月27日

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