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“冬のアイドル”産卵を撮影 葉山で「ダンゴウオ」激写

話題 神奈川新聞  2019年02月11日 02:38

メスが産卵した穴に、放精のために近づく緑色のオスのダンゴウオ(佐藤さん提供)
メスが産卵した穴に、放精のために近づく緑色のオスのダンゴウオ(佐藤さん提供)

 「冬のアイドル」と呼ばれる魚「ダンゴウオ」の産卵シーンの撮影に、葉山町のダイビングショップ「ナナ」(同町堀内)のオーナー佐藤輝さん(43)が成功した。新江ノ島水族館は「海でダンゴウオの産卵シーンに遭遇するのは貴重ではないか」としている。

 同水族館の樋口理紗飼育員や佐藤さんによると、ダンゴウオはカサゴ目ダンゴウオ科。体長は成魚で約2センチ、幼魚で数ミリ。団子のような丸い体と赤や緑、灰色、ピンクなどカラフルな色が特徴。産卵時期は12月から2月。

 佐藤さんは1月15日午前11時ごろ、芝崎海岸の水深2メートルの岩場で撮影した。佐藤さんによると、直径2センチほどの小さな穴に入る灰色のメスのそばで、緑色のオスが1時間半、じっと待った。産卵し、メスが穴から出ると、オスは穴の中で体を覆いかぶせて卵を守った。ふ化まで1カ月ほどかかる。

 佐藤さんは12年前に幼魚を、6年前に抱卵の様子をそれぞれ写真に収めたが、産卵は初めて。「産卵、抱卵、子どもと撮影でき、ダンゴウオの成長を見守ることができてうれしい」と喜んでいる。


以前撮影に成功したふ化したダンゴウオの子ども。緑色のオスも見られる(佐藤さん提供)
以前撮影に成功したふ化したダンゴウオの子ども。緑色のオスも見られる(佐藤さん提供)

緑色のオスの間から、オレンジ色のダンゴウオの卵が見られる(佐藤さん提供)
緑色のオスの間から、オレンジ色のダンゴウオの卵が見られる(佐藤さん提供)

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