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大山こま回しで世界一 伊勢原で967人一斉、ギネスに

話題 神奈川新聞  2019年02月09日 12:01

一斉に大山こまを回しギネス世界記録に挑む参加者=伊勢原市田中の青少年センター体育館
一斉に大山こまを回しギネス世界記録に挑む参加者=伊勢原市田中の青少年センター体育館

 伊勢原市内で9日、地元特産の「大山こま」を一斉に回し、「同時にこまを回した最多人数(複数会場)」のギネス世界記録に挑むイベントが行われた。1179人が参加し、967人が10秒以上こまを回すことに成功して新記録達成が認定された。参加者は喜びを分かち合い、伝統の大山こまの製造技術継承を願った。

 創立50周年を迎えた同市商工会青年部が、伝統工芸の良さを伝え、技術を引き継ぐことを目的に企画。2016年11月に愛知県北名古屋市で計測された891人(挑戦者977人)の過去最多記録に挑戦した。

 この日は市立石田、桜台、成瀬、比々多の各小学校と青少年センター体育館(同市田中)が会場となった。10コートを用意した同センターでは、開始の午後4時35分になると、子どもから大人まで218人が緊張した表情でこまを回し、館内に回転音を響かせた。

 1回目は890人で最多記録に1人及ばなかったが、午後4時55分の2回目では967人が認定された。

 父親と参加した市立成瀬小3年の三富波南さん(9)は「学校で大山こまを回していて、練習の成果が出てうれしい。記録を残せるのは、いつもと違って楽しい。頑張ったかいがあった」と笑顔で話した。

 同商工会青年部の創立50周年記念事業記念事業部会長の幾田聡さん(35)は「記録を達成できて光栄に思う。作り手が少なくなる中、こまを回して興味を持ってもらい、参加者から作り手が生まれてくれるとうれしい」と話していた。

 江戸時代から受け継がれる大山こまは大山地区のシンボルで、17年には製造技術が市の無形民俗文化財に指定された。近年は職人が減少し、継承が課題となっている。


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