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「差別発言」訴訟、鎌倉市と元市議は争う姿勢 地裁で口頭弁論

時代の正体 神奈川新聞  2019年02月08日 13:32

横浜地裁
横浜地裁

時代の正体取材班=石橋 学】鎌倉市議会で差別発言がなされ、インターネット上の議事録で公開され続けているとして、在日コリアン2世の男性(57)=川崎市川崎区=が発言者の元市議と市に対し、発言のネット上からの削除や慰謝料を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、横浜地裁(長谷川浩二裁判長)で開かれた。元市議と市はいずれも請求棄却を求めた。

 市側は答弁書で、「ウェブでの議事録公開は市議会が行っているもので、(市に対して削除を求める)原告の主張は筋違い」と反論。元市議側は追って理由を説明するとした。

 訴状によると、発言者は当時鎌倉市議で現神戸市議の上畠寛弘氏。上畠氏は2014~17年、議場などで、自治労県本部職員として市社会福祉協議会との団交に参加した男性の実名を挙げた上で、「やくざと変わらない行為」「出身が出身なだけに怖い」などと繰り返し発言。自身のフェイスブックなどでも同様の投稿を行った。男性側は一連の発言が人種差別に当たり、ネット上の議事録で公開されたことと併せ、精神的な苦痛を受けたと主張している。

原告の在日男性、なお軽んじられる訴え

 法廷に響くこわばる声、つかえながらの意見陳述が、緊張だけではない原告の男性の心の痛みを映し出しているようだった。

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