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頼朝挙兵を再現 10日に湯河原で新スタイルの狂言を公演

話題 神奈川新聞  2019年02月07日 17:00

音楽と映像に合わせて、屋島の合戦を語りで表現する大蔵彌太郎さん=1月31日、湯河原町
音楽と映像に合わせて、屋島の合戦を語りで表現する大蔵彌太郎さん=1月31日、湯河原町

 狂言に音楽や絵画などを融合した新しいスタイルの公演「奏(かなで)狂言」が10日、湯河原町宮上の湯河原観光会館で行われる。湯河原を愛する狂言師大蔵彌太郎さん(44)が日本画家の平松礼二さん(77)らと協力し、湯河原に伝わる源頼朝挙兵の物語を情緒豊かに再現する。

 大蔵さんは大蔵流の二十五世宗家嫡男で、4年前から毎年、湯河原梅林の会場で狂言を演じている。これをきっかけに、地元の人たちと新しい芸術を発信して地域振興につなげようと内容を練ってきた。平松さんは2006年、町立美術館(同)内に平松礼二館が併設されてから湯河原との関係が深まり、画業の集大成として「湯河原十景」に挑戦している。

 「奏狂言」では、大蔵さんの力強い語りに映像や音楽、琵琶演奏、芸妓(げいこ)の舞を加えて地元の武将土肥実平と頼朝の挙兵の物語「石橋山の合戦」を披露。背景には、平松さんの湯河原十景の一つ、「印象 湯河原梅林」のびょうぶ絵が立つ。大蔵さんは「情景が想像しやすいように工夫を凝らした」と話している。

 当日は午後7時開場、同8時開演。入場券2千円(中学生以下、65歳以上無料)。問い合わせは、町観光課電話0465(63)2111(代表)。


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