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横須賀観光、女性に照準 企業秘書をPR役に

経済 神奈川新聞  2019年02月05日 17:00

「どぶ板通り」を散策する参加者=3日、横須賀市本町
「どぶ板通り」を散策する参加者=3日、横須賀市本町

 男性観光客の多い横須賀市に女性観光客も呼び込もうと、市は女性が就く割合の高い企業秘書をPR役にする取り組みを始めた。飲食店検索サイト運営の「ぐるなび」と連携、接待で培われた店選びの目の確かさや、口コミなどの発信力に期待する。3日には秘書7人が市内のグルメや景色を楽しむツアーが行われた。 

 市主催のツアーには、都内の企業に勤め、ぐるなびのサイト「こちら秘書室」に会員登録している20~40代の秘書7人が参加した。サイトは会食や接待向きの飲食店や顧客に喜ばれる土産品といった情報を会員に紹介している。

 7人は、米海軍横須賀基地近くの通称「どぶ板通り」を散策して日米文化の融合を味わい、記念艦「三笠」やリゾート感のある宿泊施設を見学。西海岸からの夕日も観賞した。座談会も行われ、女性観光客を誘致するために「海藻を使ったパックといった(買って帰ることのできる)美容グッズがほしい」などのアイデアが出された。

 秘書歴6年の中村瑞希さん(31)は「西海岸は女性向けのおしゃれな場所が多く、横須賀のイメージが変わった。宿泊施設は休日の研修での利用を提案してみたい」と話した。

 市によると、市内の観光客数は近年、800万人台で推移。うち約7割が男性で40~50代が多い。市は観光客数を伸ばすため、写真共有アプリ「インスタグラム」の公式アカウント「横須賀女子旅」の開設など、女性観光客にターゲットを絞った取り組みに力を入れている。

 ぐるなびは今後、ツアーの詳細をサイト会員らにメールで配信する。市は「多くの女性に注目してもらい、誘客につなげたい。座談会での意見は実現に向けて検討したい」としている。


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