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蜂蜜の秘密学ぶ、実験教室開催 被災の福島県でラボ設立

話題 神奈川新聞  2019年02月02日 17:00

齋藤さんが作った砂糖水をなめ、蜂蜜がいかに甘いかを確かめる子どもたち=中原市民館
齋藤さんが作った砂糖水をなめ、蜂蜜がいかに甘いかを確かめる子どもたち=中原市民館

 蜂蜜ができる仕組みを学び、人間の生活と自然との関わりを考える親子科学実験教室が2日、中原市民館で開かれた。市民団体が日ごろの活動を紹介する「ごえん楽市」の催しの一つで、NPO法人南相馬サイエンスラボ(MSL、齋藤実理事長)が企画。親子連れら約20人が参加した。

 福島市出身の齋藤さんは、東日本大震災の津波と東京電力福島第1原発事故の被害を受けた福島県南相馬市で2014年、自然や農業などの地域資源を生かした体験活動を行う南相馬サイエンスラボを設立。16年にNPO法人となり、さまざまな体験交流活動を続けている。MSLの活動を支援する川崎市幸区の市民グループ「世研話」が齋藤さんを招き、蜂蜜をテーマに授業した。

 理学博士でバイオ技術者の肩書も持つ齋藤さんが「ハカセ」として講師を務め、5千年前の古代エジプトで既に養蜂が営まれていたことなどを紹介。

 ミツバチがどのように花の蜜を運んでいるのか、花の蜜がどのように巣箱の中で蜂蜜になっていくのかなどを分かりやすく説明。参加した子どもたちは砂糖水を作るなどして、ミツバチがいかに労力をかけて蜂蜜を作っているかを学んだ後、参加者みんなで蜂蜜を試食した。

 横浜市港北区から家族4人で訪れた田村悠琉(ゆうり)さん(8)は「小さい時はハチは怖いと思っていたけれど、かわいいハチもいるのが分かった」と話していた。


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