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【バスストップ】市営・304系統(4)都筑区総合庁舎 区民が図書館と協働

カルチャー 神奈川新聞  2019年02月01日 05:14

子どもと1対1で読み聞かせをする「JiJi・BaBa隊」のメンバー=都筑図書館
子どもと1対1で読み聞かせをする「JiJi・BaBa隊」のメンバー=都筑図書館

 都筑区総合庁舎(横浜市都筑区茅ケ崎中央)の中にある都筑図書館では月1回、シニアの団体「JiJi(ジジ)・BaBa(ババ)隊」が、子どもと1対1で絵本や紙芝居を読み聞かせている。吉村陽子代表(62)は「相手が大勢でなく1人だと、双(そう)方向の交流が生まれます」。子どもたちも「とても楽しい」と満足げ。ここではシニア世代の区民が経験を生かし、子どもやその親との触(ふ)れ合いで活躍(かつやく)している。

 同図書館は2000年、地域図書館の在り方を考えるシンポジウムを開催(かいさい)。その時に参画した区民らが、図書館の価値を広める目的で「つづき図書館ファン倶楽部(クラブ)」を結成し、約20人の会員が本に親しむ各種講座やイベントを行ってきた。

 11年には同倶楽部が区の委託(いたく)で開いた講座から、子どもの読書活動を推進する団体「つづきっこ読書応援団」(TDO(つどおう)、三田律子代表)が発足。子どもを本好きにする多彩(たさい)な取り組みが評価され今年、文部科学大臣表彰(ひょうしょう)を受けた。会員は約50人で、前述のJiJi・BaBa隊はTDOから生まれた。三つの団体を星に例えると、同倶楽部は恒星(こうせい)の太陽、TDOは惑星(わくせい)の地球、JiJi・BaBa隊は衛星(えいせい)の月に当たり、一つの“天体”を成している。

 区民による「ファン倶楽部」と同図書館の協働(きょうどう)関係は全国的にも珍(めずら)しく、会員が専門誌に寄稿(きこう)したり、講演したりと注目を集める。同倶楽部の若杉隆志(たかし)代表(69)は「これからも図書館の魅力(みりょく)を地道に発信し、読書環境(かんきょう)の充実(じゅうじつ)へ、区民の力を生かしたい」と目標を語った。

 問い合わせは同倶楽部へメール(tsuzuki@libraryfun.net)で。

 次回は「荏田東」
(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました) 
【2018年09月27日掲載】


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