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持ち直し基調崩れず
県内景況感横ばい 浜銀総研6月調査

経済 神奈川新聞  2017年06月27日 02:00

浜銀総合研究所
浜銀総合研究所

 浜銀総合研究所が26日発表した6月の神奈川県内企業経営予測調査によると、県内中堅・中小企業の業況判断指数(DI)は、3月の前回調査から横ばいのマイナス9だった。調査部主任研究員の小泉司氏は前回調査時の6月予想値(マイナス16)を上回ったことに言及し、「景気持ち直しの基調自体は崩れていない」と説明した。

 製造業は、前回調査比4ポイント低下しマイナス10。IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの新技術の普及を背景に、半導体関連の世界的な需要拡大があるとされる電子部品・デバイスが19ポイント上昇と改善が目立った。一方で、金属製品(33ポイント低下)や鉄鋼・非鉄(31ポイント低下)などの落ち込みが大きかった。

 非製造業は、2ポイント上昇しマイナス9。運輸・倉庫が21ポイント低下したが、飲食店・宿泊(27ポイント上昇)、小売(11ポイント上昇)といった消費関連業種や不動産(17ポイント上昇)の改善が上回った。

 次期(9月)予想は、全産業ベースが6月実績比4ポイント上昇しマイナス5。米リーマン・ショック(2008年)前の07年9月調査並みの水準に相当するという。

 業種別は、製造業が北米や中国といった海外経済の好転などを織り込み、今回から10ポイント上昇し、0を見込む。非製造業はサービスや卸売などの改善の予想などから、1ポイント上昇し、マイナス8だった。

 DIは、業況が「良い」とした企業割合から「悪い」とした割合を差し引いた指数。調査対象は1195社(製造業387社、非製造業808社)。回収率は35・1%だった。


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