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「女性の化粧と景気は連動」? バブル期流行の「太眉」「赤い口紅」再び

経済 神奈川新聞  2019年01月28日 17:00

(右)1994~98年に流行したクールな印象の「茶髪・細眉・小顔とギャル文化」(左)2014年から現在まで流行しているバブル期を想起させる「抜け感バブルリバイバル」(資生堂提供)。モデルは同一人物
(右)1994~98年に流行したクールな印象の「茶髪・細眉・小顔とギャル文化」(左)2014年から現在まで流行しているバブル期を想起させる「抜け感バブルリバイバル」(資生堂提供)。モデルは同一人物

 好景気になると太眉・赤い口紅が流行し、不景気になると細眉・薄い色の口紅がはやる-。「女性の化粧と景気は連動している」という説がある。「いざなぎ景気」を超える景気拡大が続いているとされるここ数年、確かに赤い口紅の女性を多く見かけるようになった。女性たちは時代の空気をどう感じ取り、どんなメークを楽しんでいるのか。景気とメークトレンドとの関係を探った。

バブル再来?


 1987年からヘアメークのトレンドを調査・分析・予測する資生堂(東京都港区)は、昨年10月に公開したリポートで、平成のメークトレンドを分析。「ヘアメークは世相を反映する」と結論付けている。

 例えばバブル景気絶頂の89(平成元)年から5年間のメークは「昭和名残のバブルゴージャス」。女性たちは鮮やかな色味の口紅を楽しみ、眉は太め、目元はナチュラルに仕上げていた。折しも80年代中ごろから上昇基調だった日経平均株価は、89年末に史上最高値の3万8915円を記録している。

 バブルが崩壊、平成不況に突入した94~98年は「茶髪・細眉・小顔とギャル文化」。色を抑えたベージュ・ブラウン系のリップが主流になり、歌手の安室奈美恵さんのような細眉が流行したことは記憶に新しい。そのころの日本経済に目を転じると、97年には消費増税などもあり不況が長期化。山一証券、北海道拓殖銀行が破綻して金融不安が高まり、多くの企業が減収減益となった。

 そして時代は下り、2014年から現在まで続くトレンドは「抜け感バブルリバイバル」。色が明るく短めの太い眉や華やかな口紅がバブル期以来の流行となっている。

 「バブル景気時代のトレンディードラマの再放送を見ていると、女優さんの口紅がとてもかわいらしく感じる。眉も太めで、トレンドが一巡してきたのでは」と語るのは、ファンケル(横浜市中区)マーケティング本部化粧品事業部の西口翔子さん。同社では13年ごろから赤や青みがかったピンクなど、はっきりした色の口紅の売り上げが増加したという。アベノミクス景気は12年12月から始まったといわれており、ちょうどその時期と重なる。

県内は保守的


 県内でもおおむね同じ傾向が見られるというが、百貨店の売り場ではどうか。18年に大規模リニューアルを行い、日本最大級の化粧品売り場となったそごう横浜店(横浜市西区)。ビューティースタイリストの平田加菜恵さんによると、各社が発表する商品が増えたことで提案の幅も広がり、赤い口紅を試す30~40代女性が増加しているという。


各ブランドの口紅などが自由に試せるメイクアップステーションで顧客に提案を行う平田さん(そごう横浜店)
各ブランドの口紅などが自由に試せるメイクアップステーションで顧客に提案を行う平田さん(そごう横浜店)

 横浜高島屋(同)でも

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