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三浦のサックス奏者朝本さん 地元中支援で来月、慈善の共演

話題 神奈川新聞  2019年01月28日 03:00

チャリティーコンサートで再び共演する、朝本さん(中央)と市立三崎中学校吹奏楽部員ら
チャリティーコンサートで再び共演する、朝本さん(中央)と市立三崎中学校吹奏楽部員ら

 三浦市在住のサックス奏者朝本千可さん(58)が2月、市立中学校の吹奏楽部を支援するため、チャリティーコンサートを開く。収益の一部で楽器を買い替えてもらおうと、昨年2月に初めて開催。共演した市立三崎中(同市三崎町六合)の生徒たちから寄せられた「また一緒に演奏したい」との思いに応え、再び子どもたちとステージに立つ。

 「コンクールじゃない。間違えてもいいから思い切り(演奏して)」「リズムに乗せて」

 2月24日の本番に向け、今月12日に開かれた同中吹奏楽部との合同リハーサル。朝本さんは部員と一緒に、各パートの音の強弱を確認したり、コンサート用のアレンジを考えたりしながら、楽しんで演奏することを意識するよう指導していた。

 女性プロサックス奏者の草分け的存在の朝本さんがコンサートを始めたきっかけは10年前にさかのぼる。別の市立中の吹奏楽部を指導した際、古い楽器が多いことに気付いた。「新しい楽器をプレゼントしてあげたい」と考え、初めてコンサートを企画。共演を希望した同中吹奏楽部もステージに上がった。

 終了後、朝本さんは20万円を寄付。市立中3校でつくる「市中学校特別活動研究会」が話し合い、共演した同中に贈られた。


昨年2月に行われたチャリティーコンサートの様子=三浦市民ホール
昨年2月に行われたチャリティーコンサートの様子=三浦市民ホール

 コンサートを今後も継続するか迷っていた朝本さんに、部員たちが感謝の手紙を渡した。昨秋には、部員たちが共演を熱望しているとも聞かされた。朝本さんは「寄付はできる分だけでもいい。子どもたちの気持ちを優先したい」とコンサートの継続を決断。前回、集客などに奔走した朝本さんを支えようと、趣旨に賛同したPTAを中心とする市民有志が実行委員会も立ち上げ、告知やチケット販売などを担っている。

 朝本さんは「プロのコンサートに行く機会が普段ない人たちにも聞いてほしい。今後は学校の垣根を越えた共演ができれば」と意気込み、同中吹奏楽部の町田海里部長(14)は「(リハーサルで)言われたことを吸収し、後輩に教えていけるようにしたい。当日は、楽しいという気持ちを届けたい」と力を込めた。

 コンサートでは、朝本さんが自身のバンドとオリジナル曲を披露するほか、部員29人と一緒に洋楽のヒット曲を奏でる。午後2時開演で、会場は三浦市民ホール(同市三崎)。入場料は2千円。問い合わせは、辻克仁実行委員長電話080(8122)1871。


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