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植物の中で一息を 箱根湿生花園にカフェ、若年層にPR

話題 神奈川新聞  2019年01月25日 02:01

「森のカフェHAKONE」店長の後藤桃子さん=箱根町仙石原
「森のカフェHAKONE」店長の後藤桃子さん=箱根町仙石原

 箱根湿生花園(箱根町仙石原)内にこのほど、緑あふれる空間でほっと一息つけるカフェがオープンし、観光客らを楽しませている。12~2月の閉園期間も活用し、来園者数が比較的少ない若年層を呼び込み、集客力の向上を目指す。

 カフェは「森のカフェHAKONE」で、売店を改装して昨年11月にオープン。ガラス張りの店内にはヤシの木やモンステラといった観葉植物が置かれ、湿生植物が展示される園内とは異なる雰囲気が楽しめる。

 ソファやカウンターなど約30席が設けられた空間にはジャズなどの音楽が流れる。地元産の野菜・果物を使った軽食やスープ、園内で育てたオーガニックハーブのお茶などが味わえる。

 町観光課によると、同園は1976年に町が開園。来園者は96年度の約55万5千人がピークで、近年は10万人ほどで推移するなど低迷していた。指定管理者制度が導入された2006年度から町観光協会が2期10年、16年度からは株式会社「箱根観光施設」が指定管理者を務めている。

 来園者の半分ほどを高齢者が占めていることから、同園は、年々増加している訪日外国人客(インバウンド)や同園を訪れたことがない若年層に興味を持ってもらう手だてを考えていた。

 植物が枯れるために毎年閉園する12~2月の冬季の活用策も課題となっており、昨年春からイチゴの端境期に収穫できる品種の栽培を開始。カフェは通年営業とし、一年中収穫できるイチゴ品種「箱根りりか」を使ったサンドイッチなどを提供する。


「箱根りりか」のサンドイッチ
「箱根りりか」のサンドイッチ

 同園の大野悟支配人は「カフェを通じ園全体を盛り上げていきたい」と意気込む。カフェの後藤桃子店長は「箱根ならではの植物や食が楽しめる。観光の合間に癒やされに来てもらえたら」と呼び掛けている。

 午前9時~午後4時。閉園期間中は火・水曜が定休、3月の開園以降は無休。問い合わせは、同園電話0460(84)7293。


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