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表現の自由を考えよう 市民らが25日、茅ケ崎で学習会

社会 神奈川新聞  2019年01月22日 17:00

 市民活動における表現や言論の自由について考える学習会が25日、茅ケ崎市役所分庁舎のコミュニティホールで開かれる。近年、市民が企画した催しに対して「政治的」「中立性を欠く」といった理由で自治体が後援を拒否したり、公共施設の使用を制限したりする事例が相次いでいることから市民らが企画した。

 主催は各地の市民グループでつくる「私たちは黙らない市民ネットワーク」。昨年10月、茅ケ崎市内では元慰安婦の女性を題材にした記録映画「沈黙」の上映会が企画されたところ、右翼団体や保守層が反発。後援した市や市教育委員会に対して、後援の取り消しを繰り返し迫り、市議会の自民党会派も抗議文を市などに提出した。上映会終了後、市と市教委は「世間を騒がせた」として、後援の使用承認に関する運用の見直しを表明した。

 学習会を呼び掛けた上智大学名誉教授の石川旺さんは「右翼やヘイトスピーチを行う団体から執拗(しつよう)な妨害行為があり、政治家も圧力をかけた結果、行政は後援に後ろ向きになってしまった。こうした事態は市民の言論、表現の自由にかかわる問題として看過できない」と語る。憲法や原発など社会や時事問題をテーマにした催しに対して、自治体が後援を拒むなどの事例は全国各地で多発している。

 学習会では、専修大の山田健太教授(言論法)が表現の自由をテーマに講演するほか、各地で相次ぐ事例について話し合う。午後2時から。参加費700円(前売り500円)。問い合わせは、石川さん電話090(6157)1282。


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