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告示3週間切る
清川村長選、3回連続無投票か 元教育長のみ立候補表明

選挙 神奈川新聞  2019年01月22日 17:00

岩澤吉美氏
岩澤吉美氏

 清川村の大矢明夫村長の死去に伴う村長選(2月12日告示、同17日投開票)の告示まで3週間を切った。現時点で立候補を表明しているのは、昨年末まで教育長を務めた新人で無所属の岩澤吉美氏(62)のみ。22日には村役場で立候補予定者向けの事前説明会が開かれたが、岩澤氏の陣営の他に姿はなく、3期連続の無投票の公算が大きくなっている。

 今年1月に死去した大矢村長は昨年9月の村議会で、体調の悪化を主な理由として次期村長選に出馬しない意向を表明。その後、岩澤氏に自身の後継候補として立候補を打診した。

 岩澤氏は同村出身で1975年に村役場に入庁、議会事務局長や参事兼総務課長などを歴任。2013年7月から教育長に就き、大矢村政を支える立場にあった。岩澤氏によると、大矢村長からの打診は昨年10月下旬にあったという。

 同じ頃、村出身の新人の男性が水面下で立候補を模索していたが断念。それ以外には立候補や対抗馬擁立に向けた動きは今のところ表面化していない。


22日にあった村長選の立候補予定者向けの事前説明会。出席は岩澤氏の陣営のみだった=同村役場
22日にあった村長選の立候補予定者向けの事前説明会。出席は岩澤氏の陣営のみだった=同村役場

 同村長選を巡っては07年に1987年以来の選挙戦となり、大矢村長が新人との一騎打ちを制して初当選を果たしたが、2011年の前々回と15年の前回は無投票となっている。あるベテラン村議は「無投票で活発に論戦が行われないのは良くない。厳しさや緊張感が生まれない」などと危惧する一方、別の村議は「信頼があるということで選ばれてきており、無理に選挙をやる必要もない。個性を出していってもらいたい」と話す。

 岩澤氏は、大矢村政が注力した移住・定住促進や観光振興による地域活性化策を継承する考え。給食費など保護者負担の軽減などに取り組む意向も示した。

 教育環境の充実も訴えるが、老朽化が進む村内学校施設の大規模改修か、建て替えかの重要な判断も今後、迫られる見通しで、課題は山積している。


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