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横浜市教委で意見相次ぐ
「振り袖の品評会ではない」 時代に即した成人式を

社会 神奈川新聞  2019年01月21日 17:00

横浜市役所
横浜市役所

 豪華な振り袖に、式典で暴れる参加者…。21日に開かれた横浜市教育委員会の臨時会で、教育委員から成人式の在り方に疑問の声が相次いだ。民法改正で2022年には成人年齢が18歳に引き下げられる。委員からは「新しい時代に見合ったものを議論すべきだ」との意見が出た。

 横浜市では今年、3万7643人が新成人になった。成人の日の14日、市などが横浜アリーナ(同市港北区)で開いた式典には午前と午後の2回で、計2万5258人が出席した。

 会場周辺は今年も、あでやかな振り袖姿の女性らでにぎわった。だが、ある委員はこの恒例の風景に「振り袖の品評会ではない」と疑問を投げ掛け、平服での参加などを検討するよう求めた。

 別の委員は門出を祝うことに理解を示す一方、在り方自体は「考えなければならない」と指摘。別の委員も「新しい時代の新しいやり方にすべきだ。検討の議論を加速させてほしい」と要望した。

 午前の式典では、一部の新成人が今年も壇上に登ろうとし、式典を一時、中断させた。教育委員の一人は「残念極まりない。相手は『大人』。ペナルティーを科さなければならない」と指摘した。

 市教委側は「頂いた意見を参考に、今後さらに検討したい」と述べるにとどめた。


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