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いじめ、なくそう 藤沢市立中学19校で「集い」

社会 神奈川新聞  2019年01月21日 01:40

いじめを防ぐための取り組みを紹介する藤沢市立中学校の生徒たち=市教育文化センター
いじめを防ぐための取り組みを紹介する藤沢市立中学校の生徒たち=市教育文化センター

 学校からいじめをなくそうと、生徒たちが考え、実践している活動について報告する「中学生の集い」が19日、藤沢市教育文化センター(同市大鋸)で開かれた。市立中学校全19校の生徒約90人が集まり、それぞれの取り組みを紹介したほか、「一人一人が安心して生活できる学校づくり」について語り合った。

 6回目となる集いには、各校の生徒会メンバーが参加。八つのグループに分かれて、お互いの活動について報告した。

 湘洋中は、全校生徒が「いじめを防ぐために何ができるのか」について考え、その思いを記した紙を、アートとして階段に張り出した活動を紹介。「everyday smile」(毎日、笑顔で)、「いろんな人と話す」といったメッセージや決意などが書かれたといい、生徒会長の女子生徒(14)は「生徒会だけではなく、全校生徒が参加できたのがよかった」と振り返った。

 また、大清水中では昨年、いじめ防止をテーマにした10分ほどの動画を文化祭で上映。「いじめを見たとき、あなたならどうする」というテーマの設定や、脚本、撮影、編集はすべて生徒が中心になって行ったという。生徒会副会長の男子生徒(14)は「『自分だったらどうする?』と考えるために、あえて動画に答えは示さなかった。一人一人が、いじめについて考えられたと思う」と話した。

 市は2015年4月に「子どもをいじめから守る条例」を施行。その中で「すべての子どもは、個人として尊重され、幸せに暮らす権利がある」とうたっている。

 報告会の最後に全校を代表して発表した鵠沼中の生徒会メンバーは「人と人との信頼関係が築ける学校づくりを目指し、これからも活動していきたい」と語った。


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