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ものづくり大会挑戦へ 平塚、防災グッズ制作の中学3年生

話題 神奈川新聞  2019年01月20日 02:35

佐藤さん=平塚市役所
佐藤さん=平塚市役所

独自に考えた防災グッズを手にする佐藤さん=平塚市役所
独自に考えた防災グッズを手にする佐藤さん=平塚市役所

 独創的なアイデアと技術を競う「全国中学生創造ものづくり教育フェア」のコンテストの2部門に、平塚市立春日野中学校3年の佐藤諒弥さん(15)が出場する。佐藤さんは「日頃の練習の成果を出したい」と初めての大舞台に意気込んでいる。

 コンテストは中学生のものづくりの力を育むのが狙いで、19回目となる今回は26、27日に東京都内の会場で行われる。6部門のうち佐藤さんは「木工チャレンジ」「生徒作品」の2部門で出場する。

 木工部門では生活や社会の問題を解決できる作品をあらかじめ設計し、当日は木板2枚から4時間以内で製作する。佐藤さんが今回作るのは独自に考えついた「災害避難キューブ」。

 いつもはごみ箱に使えるが、側面を外して座面に付け替えることで防災時には椅子にも簡易式のトイレにも変身。「災害時には水が使えなくなる。トイレは市販の防災グッズも少ない」と考えつき、大人でも座れる頑丈な作りが自慢だ。

 あらかじめ製作した作品を審査する生徒作品部門では、くぎを1本も使わずに木を組み合わせたペン立てなどを提出した。緻密な作業が必要で「1ミリでもずれたら組み上がらない」(佐藤さん)という。

 小学4年生の頃から電子工作を始め、ものづくりの魅力に目覚めた佐藤さん。「自分で工夫して、正確に作れた時の達成感が好き」と話す。いずれはロボット工学の道を目指し「新しいことに挑戦したい。人の行けない深海や宇宙空間などで活躍できるロボットを開発したい」と目を輝かせていた。


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