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横浜地裁初公判
【茅ケ崎4人死傷】90歳被告、起訴内容認める

社会 神奈川新聞  2019年01月18日 17:00

横浜地裁
横浜地裁

検察「交差点進入後に加速」


 茅ケ崎市の国道1号交差点で2018年5月、乗用車にはねられて4人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた無職の被告(90)=同市=の初公判が18日、横浜地裁(本間敏広裁判官)であった。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、「被告は自宅に帰ろうと、事故現場付近を走行していた」と指摘。証拠調べでは、現場に居合わせた別の車両のドライブレコーダーの解析結果を説明し、被告の乗用車が赤信号にもかかわらず交差点に進入した後、時速11~12キロから同23~24キロに加速していたことを明らかにした。

 弁護側は、事実関係をおおむね認めた一方、被告が事故後の認知機能検査で軽度の認知症と診断されたと主張。被害者らには謝罪文を書き、見舞金を送る意思を示したことも明かした。

 起訴状によると、被告は2018年5月28日午前、同市元町の国道1号で乗用車を運転。赤信号にもかかわらず加速しながら交差点に進入し、横断歩道を渡っていた女性=当時(57)=をはねて死亡させ、男女3人に全身打撲などの軽傷を負わせた、としている。

「助言、聞いていれば」 免許返納せず悔やむ被告



<傍聴席から>
 「家族の助言を聞いて運転をやめていれば、事故を起こさずに済んだ」-。車いすで出廷した被告は18日に行われた被告人質問で、声を詰まらせながら免許を返納しなかったことを悔やんだ。証人尋問で証言台に立った60代の長男は「母はこれまで警察が関わるような事故も起こしていなかった」「油断していた」と打ち明けた。

 被告は、約60年前に免許を取得し、事故直前まで日常的に車を運転していたと説明。運転技術も「講習を受けて問題なかったので心配はなかった」と話した。

 事故前日は

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