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「海のピンチ」 プラごみ危機訴えるオブジェ展示、小田原

話題 神奈川新聞  2019年01月10日 02:04

展示が始まった海のごみを訴える魚のオブジェ =小田原市荻窪の県小田原合同庁舎
展示が始まった海のごみを訴える魚のオブジェ =小田原市荻窪の県小田原合同庁舎

 プラスチックごみによる海洋汚染が深刻化する中、生態系への影響を伝えるオブジェが8日、県小田原合同庁舎(小田原市荻窪)1階ロビーに登場した。2月27日まで展示する。

 かながわ海岸美化財団、県西地域県政総合センターと連携し企画したNPO法人「海さくら」によると、オブジェの名は「海の叫び魚(うおー)」。叫ぶように口を開いた魚の形をした半透明なごみ箱(高さ220センチ)で、湘南の海岸と東京・渋谷の街で回収されたごみがそれぞれ収まっている。海のごみの約8割は街から流れてきたものといい、生物を困らせていることを可視化した。

 回収ごみの分析結果などを11枚のパネルで紹介しており、たばこの吸い殻が半数を占め、飲料・食品の容器包装が続き、街と海で大差がないことを指摘。「海のピンチは街が救います」と呼び掛けている。

 オブジェは昨年6月から新江ノ島水族館、藤沢市役所、横浜・八景島シーパラダイス、渋谷・表参道などで順次展示され、約40万人の目に触れたという。

 深刻化する汚染の現状を知る端緒にしたいと、藤沢市などの協力の下、海さくらと日本財団が企画・制作。デザインは、タレントでふじさわ観光親善大使のつるの剛士さんが担当した。


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